|
カテゴリ:読書/小説
東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。
若者ばかりが集まるライブハウスで、30代のホステスが殺されたという。 女はなぜ場違いと思える場所にいたのか? 疑問を感じた安積は、事件を追ううちに同時刻に発生した別の事件との接点を発見。 繋がりを見せた二つの殺人標的が、安積たちを執念の捜査へと駆り立てる―。 ベイエリア分署シリーズ第一弾。
えーっと、本書はこの間読んだ「陽炎」よりは、時間的に前になるんでしょーか? それとも後になるんでしょーか? 「陽炎」には出てこなかった大橋刑事という人が出てくるし、 「陽炎」では村雨部長刑事の忠犬のようだった若い桜井刑事は、 本書では安積警部補と組んでるし?? 順番がよくわからないまま、とりあえずハルキ文庫出版順に読んでおりますが…。。 …ま、どっちでもいいか 今回の結末は、納得しかねる部分も少しありましたが、(ネタバレになるのでここには書きませんが) でも、刑事ドラマとしては面白く読めました♪ この本の解説に、 「私は、犯罪捜査のサスペンスや推理などよりも、刑事たちのやり取りや人間関係、 私生活の悩みや喜びにおもしろさを見いだしていった」 という今野さんの言葉が載っていましたが、 まさにそこが今野さんの小説の面白さだと思います。 ところで、安積警部補は、 同じ今野さんが書いている「リオ」の樋口警部補と、ちょっとキャラが似てますね。 樋口警部補の方が少し弱気なキャラではありますけど。。 どちらも、心の中でぶつくさ言いながら目の前の仕事をこなしつつ、 でもまわりの人たちには評価されてるとこなんかが共通してますよね。 キャラといえば、桜井刑事は「陽炎」とはまるでキャラが違ってて、ちょっとビックリ☆ 「陽炎」では、すごくおとなしいキャラだったのにな わりとハッキリものを言う人だったんですね。(笑) さて、次もどんどん読んでいきますよ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.23 11:45:28
コメント(0) | コメントを書く
[読書/小説] カテゴリの最新記事
|