|
カテゴリ:読書/歴史系
塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読むのが一区切りついたら、
中国史をちょっと勉強してみたいな~と思っていまして、 ずっと以前読んで、読みやすかった印象のある本書を引っぱり出して、再読することにしました。 ちょっと厚めの本なので、一章ずつ、感想などを書いていきたいと思います。 今回は、第一章。 まずは「酒池肉林」で有名な殷の紂王の話。 およそ紀元前1030年頃のことです。 有力な諸侯として殷に仕えていた周の文王の子・武王と周公は、暴君紂王(ちゅうおう)にとってかわるべく、一計を企みます。 美しいと評判の有蘇氏の女のむすめをもらい、紂王をたらし込むように育て上げ、 紂王を骨抜きにして倒そうというわけです。 うーむ、それにしても気の長い話よのぅ…。。。 その道具となったのが、妲己(だっき)と呼ばれるむすめ。 妲己にメロメロになった紂王はますます暴君になり、ついに滅びることになります。 妲己も殺されることになりますが、うーん、ちょっと可哀想ですね 次は、竜の唾から生まれたという褒ジ(ほうじ←スミマセン、ジという漢字が出てきません)という美女の話。 生まれた時から笑ったことがない褒ジを笑わせるため、 周の幽王は、何度もわざとのろしを上げて、慌てて駆けてくる諸侯たちを見ては褒ジとともに笑っていましたが、これには諸侯たちもご立腹。 本当に敵が攻めてきてのろしを上げても、誰も駆けつけてこず、幽王は殺されてしまいます。 なんか、狼がきたぞーの少年みたいな話ですね。 そして時代は、春秋時代へ。 「管鮑の交わり」で有名な管仲(かんちゅう)と鮑叔牙(ほうしゅくが)の話。 話せば長くなるので内容は省略しますが、こういう二人の関係いいですね。 …あー、それにしても漢字が多い。。。 疲れるなぁ。(笑) まあぼちぼちと読んでいきましょうかね。。 小説十八史略(1) ●●秋乃みかくの読んだ本リスト●● お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.03 10:39:23
コメント(0) | コメントを書く
[読書/歴史系] カテゴリの最新記事
|