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カテゴリ:読書/小説
「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。
動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。 梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。 日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。<本書より> ![]() 半落ち (講談社文庫) 年末の先月、この「半落ち」のドラマや映画をテレビで放映していましたが、 本を読む前にそれらを観てしまうと、キャラのイメージが固定されてしまうかなぁと思ったので、 あえて観てませーん。。 ![]() しかしまあ、なんとも切ないお話でしたねぇ。。 いい人過ぎるよ、梶警部…。。 ![]() その真相が明らかになっていく過程を、警察官の志木、検事の佐瀬、記者の中尾、 弁護士の植村、裁判官の藤林、刑務官の古賀という、それぞれ違う職種の六人の目を通して描き、 またその六人のドラマをも重ね合わせて描くことによって、 より深い、秀逸な人間ドラマになっていたと思います。 上手いです ![]() さすが横山さんの代表作といわれる作品であるのもうなずけましたね♪ ●●秋乃みかくの読んだ本リスト●● お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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