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カテゴリ:読書/小説
1936年、フランコ将軍らが蜂起して勃発したスペイン内戦。
その最中に、ギジェルモ・サトウと名乗る日本人義勇兵がいた。 通信社特報部の記者・龍門二郎は、男の足跡を取材するためスペインに飛ぶが、その裏には大いなる秘密が隠されていた―。 スペインの過去と現代を舞台に描かれた、壮大な冒険ミステリー。<本書より> ![]() 斜影はるかな国 過去(スペイン内戦時)と現在とが、 だんだんと思いがけないかたちで繋がっていく…というパターンの話。 スペイン内戦に参加していたという日本人義勇兵のことを調べるうち、 自分のルーツに行き当たった龍門が知った真実とは…。 とても複雑な人間関係が一本の線に繋がっていく過程は、さすが逢坂さん、上手いですねー ![]() でも、同じようなパターンの他のスペインものの話を結構立て続けに読んだこともあって、 意外な人間関係がわかっても、以前のようにあんまり驚かなくなってしまった…。(笑) イカンな。。 ![]() 全体的には、まあそれなりに面白く読めましたが、 他のスペインものに比べて結末がちょっと不完全燃焼気味だったかな、という気もしました。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.06.25 09:30:41
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