タジタジ☆マハル

とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。
読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。
その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出…。
三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。
いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、
白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。
クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、
「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に！
あれから十年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。
（「BOOK」データベースより）


びっくり館の殺人 (講談社ミステリーランド)


超～久しぶりに綾辻さんを読みます

本書は、講談社ﾐｽﾃﾘｰﾗﾝﾄﾞという少年少女向けのシリーズのひとつとして書かれた一冊ですが､
館シリーズの八作目ともなる作品です。

現在はノベルズ版も出てるようですが。
↓ ↓

びっくり館の殺人 (講談社ノベルズ)

一応少年少女向けに書かれた作品のせいか、
内容的にはあっさりした感じでしたね。

結末も「んん～(?_?)」って感じだったかな。。
特に驚くような真相でもなかったし。。。
なんかちょっと不完全燃焼気味な終わり方だったような。。

それより、挿絵がブキミだったのが印象的だったかも(笑)

この単行本は、少年少女向けということで、所々に挿し絵があるんですけどね。
それがなんか不気味でコワイんですよ。。

これじゃ子供はミステリじゃなく､ホラーだと思っちゃうかもねー(笑)

まあでも、久しぶりに館シリーズの雰囲気を味わえて良かったです。
ハイ。