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カテゴリ:読書/小説
「常習犯」─窃盗のプロであるあいつが人を殺すはずがない─。
腑に落ちないまま、ベテラン刑事は犯人と対峙する。 「猫バスの先生」─幼稚園のバスの運転手になった退職警官。 ある朝、不審な光景を目にする。 男の脳裏に、防げなかった過去の事件が甦る─。 「去来」─捜査情報が漏れた。 揺れる県警本部で、極秘に犯人捜しがはじまった。 苦悩する刑事部長に記者が訪ねてくる。 「いま、大変なんじゃないですか」。 当代きっての書き手が描く、心にしみる男の生き方。 静かに熱い珠玉の警察小説集。
三人の作家による警察小説集。 「常習犯」(今野敏)、「猫バスの先生」(東直己)、「去来」(堂場瞬一)の三編が収録されてます。 敏様以外はお初の作家さんだったんですが、 やっぱ一番面白かったのは、敏様の「常習犯」かな。 敏様作品で、第三課盗犯係の刑事が主人公の話ってこれまであったっけ?? 刑事と泥棒。 互いをプロとして認識する妙な関係のドラマが清々しくて良かったです。 もちろん後味もスッキリ! 敏様らしい作品でしたね♪ 他の二名の作家さんについては…。 う~ん、この作品を読む限りは、あまり他の作品を読む気にはなれないかも。。って感じでした…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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