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カテゴリ:読書/小説
第5回ポプラ社小説大賞受賞作。
『KAGEROU』─儚く不確かなもの。 廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。 「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。 そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。 命の十字路で二人は、ある契約を交わす。 肉体と魂を分かつものとは何か? 人を人たらしめているものは何か? 深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。 そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。 水嶋ヒロの処女作、哀切かつ峻烈な「命」の物語。
今やベストセラーとなった、俳優・水嶋ヒロのポプラ社小説大賞受賞作。 「仮面ライダーカブト」をリアルタイムで観ていたワタクシとしては、 これは読まんとイカンでしょう!ということで、 図書館に予約していたのですが、(←買わないのかよ!笑) ありがたいことに職場の女の子が貸してくれたので、早速読んでみましたー♪ 図書館では10人待ち状態だったので、意外に早く読めて嬉しいっすー(^_^) この作品、まあ巷ではさまざまな評価をされているようですが、 ワタクシとしては、とても読みやすくて、いいお話だったと思います 文章等、多少未熟さは感じたものの、 著者の『命』に対する情熱がストレートに伝わってくる作品になってましたねー。 もの凄く『命』というものを真剣に考えてるんだなっていうのが、 本当によくわかりました(^_^) 真剣に書きすぎていて、その分青臭さみたいなものも感じましたが、 それがまた爽やかさを感じさせてくれて、よかったんじゃないかと思います。 作家として食べていくにはまだまだ修行は必要だと思いますが、 次を書く用意があるのなら、ぜひ読んでみたいと思いましたね …とはいえ、やっぱりワタクシの本音としては、 俳優・水嶋ヒロを見たいので、そっちの方の復活を一日も早く望みますー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.26 20:09:08
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