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カテゴリ:読書/小説
「くれぐれも他言してはなりませぬぞ」
妖怪との約定を違えた男の運命やいかに。 安倍晴明の呪がさえわたる。 若き陰陽師と笛の名手・源博雅が平安の京に起こる怪事件を解決する大好評シリーズ。
陰陽師シリーズの短編集です。 「笛吹き童子」「はるかなるもろこしまでも」「百足小僧」「きがきり道人」「夜光杯の女」 「いたがり坊主」「犬聖」「白蛇伝」「不言中納言」の9編が収録されてます。 どれも面白かったー! いつ読んでもこのシリーズはイイですねぇ 摩訶不思議ながら、透き通るような優しさが滲み出た話ばかりで、 読んでると、自分の気持ちまでホンワカとした優しい気持ちになるんですよね。 晴明と博雅の息のあったコンビぶりも、 心癒されるというか、読んでるととっても心地がいい そして、夢枕さんの平安の自然の香りが漂ってくるような文章がこれまた素敵ですし。 まあ毎度同じようなパターンの話ではあるんですけど、 全然飽きがこないというのは凄いと思う。 ホント、いつまでも読んでいたいシリーズですね~☆ 大好きです それにしても。 あとがきにありましたが、夢枕さんとうとう60歳ですかー! 月日がたつのは早いモンです…。 くれぐれも、今抱えているシリーズものをどうか完結させて下さいね!(祈) 特にキマイラをよろしく…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.15 19:18:51
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