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カテゴリ:読書/小説
大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。
支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。 すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。 四面楚歌の半沢には債権回収しかない。 夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。 そんな世代へエールを送る痛快企業小説。
面白かったー♪ 支店長の理不尽な企みに負けず、逆転勝利した半沢、アッパレです ![]() 最後は本当にスカッとしましたね~ ![]() 正義は勝つ! 悪は滅びる!!(ちょっと大ゲサ?) いや~痛快痛快 ![]() 陰ながら半沢を助けてくれた同期のバブル組の仲間や竹下さんも、ナイスフォローでした♪ 半沢が事の真相を掴み、支店長をあそこまで追い詰めながら、 結局刑事告訴はせず、半沢の栄転へと繋げたラストは、 なんだか池井戸さん自身が持つ優しさが感じられた締めくくりでしたね。 最後のページの半沢のセリフ、 「夢を見続けるってのは、実は途轍もなく難しいことなんだよ。その難しさを知っている者だけが、夢を見続けることができる。そういうことなんじゃないのか」 というのも、とても清々しく心に響きました。 テンポが良くて、後味スッキリ♪ うん、こういうの好きだなぁ~ ![]() 池井戸さんの作品はこの本で3冊目ですが、 もうすっかり池井戸ファンになってしまったワタクシなのでした~ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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