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今日はインターンだった。
野村リサーチアンドアドバイザリーでのインターン。 会社の設立に携わっている。 とはいっても俺自身はまだたいしたことは まったくしていないが。 現状では秘書くらいの役割(苦笑) まあこれからさ。 俺以外の人は、30代から60代までと幅広い。 数々の修羅場をくぐり抜けてきた社会人4人とともに 働くことで、普段聞けない面白い話が色々聞ける。 ■ そこで面白い話を聞いた。 なぜ日本のビジネスは強いのか? という疑問に答える一説で、なかなか興味深かった。 日本は有能な人材がほとんどビジネスに流れるから、 というのがその理由。 アメリカは、ビジネス、宗教、政治、軍事、学者 それぞれに有能な人材が分散しているらしい。 ただ、日本とアメリカの大きな違いは、 その有能な人材が流動しているかどうか。 アメリカは有能な学者が政治やビジネスに関わったり、 有能な軍出身者が政治家になり、国を動かしたりもする。 有能な人材は、どこに行っても有能だということだろう。 そしてそれをしっかり使える受け皿があるというのも 懐の深さというか、柔軟さであろう。 日本は市場間の流動性が非常に硬直的だ。 似たような市場はいいが、業界をまたいだり、 経済界から政治への転身も非常にハードルが高い。 ■ そもそもこの話は、日本の政治家にはいい人材がいない、 という話から始まった。 硬直化した官僚的な政治の体制に、 わざわざ身を投じて国を変革しよう、 という若者がなかなかいないのだろう。 言うまでもなく、国支えているのは政治である。 いかに政治が2流だとしても。 誰かが変えなくてはいけない。 だけどその人材がなかなかいない。 やはりコストに対するリターンの薄さだろう。 政治を変革する能力と力があれば、 経済の世界では大成功を収めるだろう。 ■ そこまでしてでも国を変えよう、 という人はいないのだろうか。 いや、おそらくいるんだろう。 俺が知らないだけで。 そんな若者達を、応援する仕組みがあったら 日本はもう少しよくなるかもしれない。 それも若者が若者を応援するだけではなく、 経済界で成功したり、金や人脈を持っている 人たちが若者を応援できる仕組み。 これを作るのは俺ではないと思う。 でも誰か作ってくれないかな。 それとももうあるのだろうか。 そんな日本の良心で、 国が変わっていったらわくわくする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月26日 00時11分12秒
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