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わたしのブログへようこそ

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「HAWAIIの基本情報-2」

今回お話ししたいとおもっているのは、「ハワイについての基本情報2」についてです。

前回に引き続き基本情報の2としてお話を続けてまいります。


7月31日は何の日?
ハワイの州旗
 現在のハワイ州旗として使用されているのは、カメハメハ1世の時代に作られた「力・ハエ・ハワイ」と呼ばれるもので、イギリス国旗のユニオンジャックがカントン(旗の左上に区切られた部分)に、ハワイの主要8島を表わす8本のラインが上から白、赤、青の繰り返しのカラーでデザインされている。力・ハエ・ハワイが作られる前、カメハメハ1世はイギリス船の船長ジョージ・バンクーバーから、イギリス国王ジョージ3世による贈与品としてイギリス国旗を受け取った.当初は国旗掲揚の意味をあまり理解しないまま、公邸や船に掲げていた。当時ハワイに寄港した他国の船舶はイギリス国旗が掲揚されているのを見て、ハワイがイギリスの統治下にあると勘違いする者も多く、結果的にハワイを侵略から守る役割りも果たしたとされる.その後、カメハメハ1世はハワイにも独自の国旗が必要と考え、力・ハエ・ハワイが制作された。
 力・ハエ・ハワイはアメリカ合衆国の州となった際に州旗となり、今日に至っている。1990年には当時の州知事ジョン・ワイヘエ氏によって7月31日がハワイ州「州旗の日」と制定された。アメリカの全州に州旗は存在するが、アメリカ国旗とともに掲揚されるのはハワイ州しかない。

ホノルルの晴天率は何%?
気候
 亜熱帯に位置するハワイ州の年間平均気温は24℃ で、海水の平均温度は23~27℃ 、年間を通して過ごしやすい気候となっている。
 ハワイは一年中夏の気候が続くように思われがちだが、ささやかながら天候や気温、太陽の光の違いなどがあって、四季を感じることができる。
 雨季にあたる11月から3月には最低気温が10℃ 台半ばまで落ちることもある。雨季の平均気温は最高気温21~ 23℃ 、最低気温18~ 21℃ となっている。最近は、地球温暖化の影響か、雨季が長くなり、天候の安定しない期間も長引く傾向にある。
 雨季を終えた4月頃からは、つかの間の春を通り越し、夏を思わせる太陽が、青空をよリー層青く高く輝かせはじめる。夏季の最高気温平均は29~ 31℃ 、最低気温は21~ 23℃ ほど。貿易風の影響で湿度が低く、蒸し暑い日が少ないので、楽園を享受できる。
 常夏のハワイを特徴づける貿易風も、一年のうち何度かは弱まることがある。逆方向の南西から吹くコナ・ウインドと呼ばれる風に変わると、じっとりとした蒸し暑さに包まれる。
 島や地域によって、気温や気候の変化の度合いは異なる。たとえば晴天率はホノルルでは約70%なのに対し、雨の多いハワイ島ヒロでは約40%ほど。ただし、雨はたいてい早朝にのみ降る。マウイ島のハレアカラの頂上では夏でも氷点下になることがあるのはよく知られている。ハワイ島のマウナ・ケアでは冬に積雪があり、スキーを楽しむこともできる。山頂に雪を湛えたマウナ・ケア火山を背景に、ヤシの木の揺れる海岸から、ザトウクジラのジャンプする海を眺めることができるのも、ハワイならではといえるだろう。
 島では雨季以外でもシャワーまたはブレッシング(*1)と呼ばれるにわか雨がよく降る。雨季にシトシトと降り続く雨と違い、シャワーは一日数回、サラサラと降る程度だ。雨脚はきわめて弱く、体感的にも爽やかだ。降り止んだあとには太陽が現われ、空に美しい虹がかかる。シャワーで傘をさすハワイ住人はいないのだ。
 2006年3月、連続42日間という長雨記録が樹立された。ハワイで雨が一日中降り続くことはとても珍しい。

*1 ハワイの人々にとって雨は天からの授かりものだという認識がある。そのため、降雨はフレンシンク(祝福)と捉える。

レストランでのチップの目安は?
通貨&チップ
 通貨はアメリカ合衆国のドルだが、ワイキキなどの主要観光地では日本円での支払いも可能なビジネスも多い。ただし他州と同じく、サービス業ではチップの習慣がある。チップは、厳密には受けたサービスに対する感謝の気持ちであり、チップの額はサービスの評価を表わすという考え方もあるが、サービス業にたずさわる人にとっては収入の一部であるということも覚えておきたい。
 チップを受け取ることを前提に賃金が低めに設定されている職種もある。現金で受け取るチップであっても、もらう側はその金額を給料収入に加算して申告し、税金を支払う。「チップとはサービスの良し悪しを事細かに客側が評価し、その額や払うか払わないかは客側が決める」という考え方は間違いではないが、チップを疎んじると誤解や摩擦を生むことが多いことをわきまえておきたい。不本意なサービスを受けたときには1セントコインをチップとして置いて抗議を示す、という話を聞いたことのある人もいるだろうが、このやり方をするアメリカ人はほとんどいない。相手の態度を正すことが目的であれば、店の責任者を呼んでその場で話をすることが望ましい。アメリカでは無言の主張より、自分の意見をはっきりと伝えることが大切とされる。
 世界からの旅行者が集まるワイキキでは、最初からチップを加算してチャージするレストランなどもあるが、その背景には客がチップの計算をする手間を省くことと、チップを忘れる人やチップの習慣を知らない人からも確実に徴収するという理由がある。レストランによっては、大人数のグループでの食事に対してのみ「○人以上のグループの場合は○%のチップを加算させていただきます」とあらかじめ注意書きが記されているところもある。
 良心的なチップの目安は、レストランでの食事で15~ 20%。この額も、レストランの格で判断してかまわない。カジュアルダイニングのランチであれは15%でもいいだろうし、5つ星レストランで丁寧なサービスを受けるのであればそれなりのチップ額を払うのは客側の礼儀でもある。
 チップはアメリカに長くある習慣の一部なので、観光サービス業が重要な位置を占めるハワイ経済を支えるものとして、快く受け入れるのがスマートなハワイ滞在を楽しむコツだろう。
■ チップの目安
レストラン               15~ 20%
ブッフェスタィルのレストラン      テーブルに10%程度
セルフサービスのカフェスタイル     不要
ビューティサロン・スパ         15~ 20%
マッサージ               15~ 20%
タクシー                10%(荷物を手伝ってもらった場合は
                    1個につきプラス$1)
ポーター・ドアマン           荷物1個につき$1
ホテルのハウスキーピング        $2


今日のお話ははこのあたりでとどめておき、続きは次回「HAWAIIの基本情報-3」のお楽しみとさせていただきます。


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