ROAD TO 3号物件（旧ROAD TO MANSHITSU(～満室への道))

私の親が古いアパートを３５年ほど所有しており、
自分が実家にいた頃（１５年ほど前まで）は、退去者が発生すると、
家庭内製手工業的な掃除・簡単な修繕を行っておりました。

やはり、物件も古くなってきますと、いわゆる文化住宅なので、
客層も落ちてきます。その中で、１６歳の高校中退系の２人を
入居させることになりました。（今から考えると良くｏｋに
したと思うが、自分の親も若いときは苦労しているので、人生の門出を
支援するつもりもあったんでしょう）
しかし、若いゆえに、ステレオの音がうるさい、騒ぐなど
他の住人から苦情が出るようになりました。

最終的に、荷物を置いたまま連絡が取れないようになり、
このまま置いておく訳にもいかず、まずその２人のどちらかの
彼氏と思われる人物に電話したそうです。しかし、他人なので
話にならず、保証人になっている親に連絡し、荷物を捨てるが
良いか？と交渉したところ、好きにしてくださいと確認が取れたので、
貴重な休日を、物の処分に手伝わされました。

冷蔵庫がでかく、台車に乗っけてゴミ捨て場（当時は市で回収していた）
まで移動し、コミックがあったので、近くの古本屋の持っていくと
3,000円くらい売れたのでラッキー
カセットテープは好きなアーティストのやつだけもらい、
後は全部捨てた。掃除も結構大変で、なんで金にもならんことを
（3,000円はその後の晩御飯で消えた）
やらないといけないと当時は思ったが、大学の学費を出してもらっている手前
そんなことは、言えなかった。

上の事は、厳密には駄目なんだろうな。本人に無断で勝手に物を処分するなんて。
うちの親は法律には疎くて、感情だけ進める人だから、悪いなんて
全然思っていないだろうけど。