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カテゴリ:お祭り
≪加賀獅子頭≫ 加賀獅子は金沢市の無形民俗文化財に指定されている伝統芸能です。 天正11年(1583年)、加賀藩の初代藩主「前田利家」が金沢城に 入城した時、お祝いの獅子舞が盛大に行われたと言われています。 以後、(加賀藩は外様大名だったため)隠れた武芸奨励策として 各町で盛んになっていきました。獅子頭は各町に一基、 守り神として置かれるようになり、町会を誇示するものでもありました。 また、個人の家でも男子誕生のお祝いとして床の間に飾る風習が出来、 盛んに作られるようになり、藩営の細工所の彫刻師や仏師等が獅子頭の 制作にあたり、加賀三名工(武田友月、沢阜忠平、杉井乗運)や、 大野弁吉等の名工が活躍し、現在もその作品が各町にいくつか残っています。 加賀獅子頭の一番の特徴は、大きな両眼が鋭く左右に広がった 「八方睨(はっぽうにらみ)」といわれる独特な風貌です。 一本角、大きく金色の牙、大きい耳なども特徴です。 上の写真で私が持っている獅子頭は、 町に伝わる大野弁吉作の獅子頭を見本にして 白山市の知田清雲工房で作られたものです。 次回は、獅子舞の舞について書いてみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.18 17:44:28
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