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カテゴリ:日常生活
いやはや忙しくて、このところずっと土日とも仕事の用事で何かと潰れる日々。平日も 今までどおり朝4時半起床でメール仕事を始めて、出張その他の用事がない限り、夜10時 頃までは本社とやり取りだから、まぁなかなか大変だね。 それはさておき、今日は日曜。仕事の前にちょっと気分転換にブラブラしてくることに しました。今日のブラブラはスパニッシュ・ハーレム。 高級住宅地のアッパーウェストの北側は、96丁目あたりの坂道から急に雰囲気が変わるん だよね。 マンハッタンの中でも特別お高くとまったエリアから一変して、交通標識がどこかに 消えて、代わりにプエルトリコの国旗がたなびいているような風情。いいねぇ。 スパニッシュ・ハーレムと言われるだけあって、このあたりは中南米系の人が多いよね。 メキシコ系の小さなスーパーの横にカラフルな壁画があったり、 ビルの壁全体に味わいのある下町っぽい絵が描かれていて、その下の方にはまたプエルト リコの国旗が描かれていたり、 今日は時間がなくて食事ができなかったけど、中南米系のレストランもたくさん。 ハーレムやニューアークの大通りにも雰囲気が似ている目抜き通りの三番街には洋服屋 とかが軒を連ねて、生活観があって良いです。 アメリカではありがちな光景だけど、マイ・ショッピングカート(?)をガラガラ押して 歩く人たちもたくさんいます。 ちなみに、上の写真に写ってる南北方向の高架線はパークアベニュー沿いに走ってるん だけど、これがスパニッシュ・ハーレムの西端だそうです。 どこかに春めいた雰囲気も感じ始めたこのごろでは雪もだいぶ消えたものの、このパーク アベニューの高架下のトンネルにはまだツララ。そして地面には氷が積みあがって、まるで 鍾乳洞だな。 高架線に隣接する低所得者用の高層住宅街の公園にもまだ雪が残っていて、子供たちの姿は ありませんでした。早くもっと暖かく賑やかにならないかなぁ。 さて、少し街の空気を吸った後は、五番街沿いの103丁目にあるニューヨーク市立博物館へ。 この博物館、小粒ながら面白い企画展をちょこちょこやっていて、雰囲気もいいので、 オイラのお気に入りです。 今日やっていた一番の目玉は、アポロ・シアター展。 ハーレム・ルネサンスとともに隆盛を極め、街の荒廃と共に一時は廃業し、新しい経営者の もとで、街並みともども再び活気を取り戻しているこの名物劇場の歴史が、ここにゆかりの あるスターたちの衣装などともに紹介されていました。マイケル・ジャクソンのハットも 展示されてたけど、和田アキ子のものは展示されてなかったな。しかし、この劇場、最初は 白人観客専用の劇場だったとは今まで知らず。色々な歴史や政治があるものです。 そのほか、20世紀前半のニューヨークの人々の営みを描いたDenys Wortman展もとても 良かったです。当時とあまり変わらない営みが続くニューヨークという街自体もまた 魅力的なり。 そして、今日のアポロ・シアター周辺の風景。 多種多様な人々の生活が連綿と続くニューヨークの街はやっぱり魅力的です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.14 09:56:41
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