江戸時代のお料理再現!
150年前の栗原の食復活プロジェクトでは、トヨタ財団の助成を受け「たかまった」に伝わる「大秘方萬料理万全」を解読し、150年前の栗原のお料理を復元して、地域おこしにつなげていこうとするものです。・・・ということで、昨年春から会議や試作を重ねてきましたが・・・いよいよ昨日、その集大成とも言える試食会が行われました。「賄い」も女将さんに呼ばれてはせ参じてまいりました。・・・と、あら、厨房ではお昼前だというのに、すでにお料理の準備が始まっていました。管理栄養士さん、フードスタイリングスタッフさん、、、黙々と作業を続けています。お箸の準備も忘れずに・・・。縁側ではこのプロジェクトの代表が竹を削っています。みんなが、それぞれの作業を進めているなか、女将さんもランチョンマットの用意をしてます。女将さん直筆の「ウエルカムペーペー」でもあります♪今回書かれた文字はなんだったのでしょう?お気づきのお客様はいらっしゃったかしら???凛と張り詰めた空気が心地よく・・・お客様をお迎えする準備が着々とすすめられていきました。「たかまった」の看板親子犬のしょうこまま、たろちゃんも門の前に正座してお客様の到着を待ち兼ねています(笑)どんなお料理が出てくるのでしょうか?楽しみですねえ・・・。===「150年前の栗原の食復活プロジェクト」とは「たかまった」に安政4年から伝わる料理書「大秘方萬料理万全」を現代語に訳し、試作しながら料理のデータベースを作成。今の時代にもおいしいレシピを作り、料理を再現し、ふるさと栗原の食文化を後世に伝えるものです。プロジェクトのメンバーは、栗原市内の若柳金成商工会街づくり委員会や、地域NPO、奥州街道会議、菓子職人、料理研究家など。また、栗原市市役所の職員の方々のサポートもいただいて実施しています。