2018/08/26(日)13:08
夏の思い出
古布を使った人形教室に通うようになって、
だいぶ前に、
古布をパッチワークのように縫って作った着物を着て踊る盆踊りがあると
仲間の方から教えて頂いて、行ってみたいと思っていました。
でも、それは毎年お盆の時期、8月16日から~18日で、
お墓参りや、来客で忙しくて、ままになりませんでした。
ところが、今年は、お墓参りは13日から15日に済みそうで
泊まりに来ていた孫も15日に帰る予定だったので、そのお祭りに行って見ようと
計画しました。
19日の日に、友人と、某旅行会社のツアーで行ってきました。
西馬音内盆踊り巡り、1泊2日の旅。
西馬音内盆踊りについて ←詳しい内容はこちらでご参照くださいませ。
午後6時半頃お祭り会場に着きました。自由行動となりました。
観覧席を確保しに会館に出向きました。
その中で展示されている人形に目を奪われました。
夕刻迫り、かがり火も灯り、お囃子が鳴り響き、お祭りが始まりました。
幽玄そのもの、、、
700年前から続いていて、お国の重要無形民俗文化財となった盆踊りを
直に観ることができて、とても良かったです。
古くから流れる川のせせらぎ、祭りに集まる人々が交わす声や、祭り囃子の音や、
踊り手の草履と地面がすりあう音などが混じり合って、
夜空に響いて、照りつける月も一層輝きを増しているようでした。
その晩は、田沢湖高原の宿泊施設まで約2時間で移動、
温泉に浸かってから、眠りについたのは午前1時頃となりました。
翌日はゆっくりとお宿を出発、午前10時でした。
向かったのは乳頭温泉郷の大釜温泉で、入浴、リラックスタイムでした。
田沢湖にも寄ってきました。
友人と湖畔の乙女気分で散策
数分滞在、風が涼しく吹いて、気持ち良かったです。
その後角館まで移動。
街の中では自由散策でした。
アンチな私達、武家屋敷を見ないで大村美術館でガラス展を観てきました。
大村美術館 ←クリック
玄関先で
角館を後にしたのは午後2時ころだったでしょうか。。。
仙台に到着、午後5時半頃でした。。。。
それから。。。。
友人は、電車で自宅まで帰って行きました。
私は、行きたいところがありました。
駅のロッカーに預けていた浴衣を持って、タクシーに乗って盆踊り会場まで出向きました。
今年最後の盆踊りのお手伝いに参加できるかどうか、迷っていました。
間に合いました。
由緒ある大崎八幡宮での盆踊り、賑やかに始まっていました。
張りのある生歌と力強いお囃子で、踊る輪も3重になり晴れた夜空に響き渡りました。
踊り手の皆が順番にやぐらの上に誘われて踊ります。
私もやぐらの上の舞台で「仙台七夕おどり」の唄に合わせてうちわ片手に踊りました。
「みんなぁ~~、みているかぁ~いィ」と、
あの世に逝った人達に届くように、夜空の西のほうに向かって小さくつぶやいてみたら、
なんとなく、誰となく、漠然と、こっちをみていてくださったような気がしました
折り折りにお参りをしてきた思い出深い神社でもありました。
最後の最後、盆の供養を踊りで過ごし、
それから一週間が過ぎた今日、じわ~っとその日の事が蘇ってきて
最高の夏だったなあと思っております。