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「ミネルヴァの梟(ふくろう)は黄昏時(たそがれどき)に飛び立つ」
フリードリヒ・ヘーゲル ----------------------------------------------------------- 今回は詩でなくて、ヘーゲル(1770~1831)の言葉。 近頃、哲学関係の本をチラチラと見直しているのですが、わりと有名な言葉だそう です。 ミネルヴァとは、ローマ神話の知恵の女神、ギリシア神話では「アテナ」にあたり ます。 哲学とは根本的な知恵を考えるもので、すぐに現実に役に立つものではない。金を もうけるための知識、いい大学に入るための知識などは現実的に役に立つものではあ るけれども、本物の知恵はすぐに他のものを導くものではない。本質が見極められて から、ゆっくりと飛び立つ、そういう意味のようです。 現代人は、結果のことはさておいてゆっくり本質を考えていくという生き方ができ にくいのでは、と私はしばしば感じます。 ----------------------------------------------------------- 当院は予約制です。現在「10日待ち」ぐらいになっています。予約は電話でお願い します。 「人物画の勉強会」というものもしているのでよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月07日 09時59分36秒
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