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吉野山やがて出でじと思ふ身を花散りなばと人や待つらん
(新古今和歌集)西行法師 ------------------------------------------- 吉野山に修行に入っており、そのまま出るまいと決心している私であるが、桜の花 が散ってしまえば帰ってくるだろうと、私の親しい人は待っているであろうか。 西行法師(1118~1190)は平安末期を生きた人。「願わくは花の人にて…」の和歌は あまりにも有名ですが、この歌も桜の花の美しさ、さみしさ、はかなさそれから人間 の弱さなども唄いこんでいて、切ない作品です。日本人の精神性の根底を流れるもの が表現されていると思います。 桜が咲くの、楽しみですね。 ------------------------------------------- 当院は予約制です。現在「1週間待ち」ぐらいになっています。予約は電話でお願 いします。 「人物画の勉強会」というものもしているのでよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月25日 19時00分47秒
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