テーマ:道徳。(180)
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日常の生活の些細な事から、
自分の生き方のバランスを保つために、 出来る限り左右から自分をパンパン叩いて一つの柱を作り上げた。 だからタイミングによっては、偏った考え方をする事もある。 何か一つが全てにおいて根底となる事柄なのかと言われると、 確実に違うと言える。 あくまでも様々な種類の「バランスを取るための一つ」でしかない訳で。 色々考えを突き詰めていけば「今必要な根拠」は得られるけれど、 それが今後の全てに活用される訳じゃない。 哲学や道徳や倫理など、 様々な自己の行為そのものへの方程式を作り上げようとして、 生きていくなんて実は不可能なんだって事に気が付いた。 たった一度の人生、言い換えると方程式を作り従うことよりも、 その場において一番的確な行為を選択し続けることのほうが、 理にかなっている、と思いません? 確かに悩み考え抜いた挙句に最終的に残りゆくものがある。 でも、それもその時だけの答えであって、 それが根底を為すものであってはいけない。 そんな気がします。 どうしたって根底を作ると、それに馴染んでいる時はプラスになるが、 少しでもずれると総崩れ。 人に優しくしようとする事が最終的に残りゆくものだとしても、 優しくなきゃ価値観は瞬間的にバランスを崩す。 そこを原点として生きていくのは、とても疲れる。 「そんな事もあるさ」と楽観的にその場その場で受け流す事も、 大いに必要だと思う。 命題に対しては常に解決を求めつつ、 一方では常に解決出来ないものと理解しておく事が、 精神衛生上、好ましいな。 だから命題はいつでも死が訪れるまで傍にある。 逃げず向かわず逆らわず。 楽に逃げずに苦に考えず。 明日になれば馬鹿馬鹿しいと感じることが大事かなって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.29 11:06:10
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