2004 IRONMAN HAWAIIアローハ!TAKE@KONA-中道 です。10月13日 今年もやってきました。ハワイアイアンマンワールドチャンピオンシップ。 毎度のことながら、スイム同様仕事で溺れかけ、出発直前までバタバタして、 本当に出発できるのか不安でしたがなんとかここまでたどり着きました。 12日(水)夜9:00の直行便で出発。 コナには同じ12日の朝9:00に到着(時差の関係で一日戻ります)。 行きの飛行機で超ラッキーなことが、チェックインの時に 「できるだけ前方で通路側に」と頼んだら、なんとビジネスクラスにしてもらちゃいました。(もちフリーです) 服装は、7部丈ジャージにTシャツだったのに・・。やはり誠意が伝わったのか?? 7時間もの時間エコノミーのあの狭さでは辛いので本当に助かりました! 毎年のことですが、ハワイの前になると、ぎりぎりの状態で調整しているせいか 夏の連チャンレースが響いたのか、疲れからか体調が悪く、 更に7月に犬の散歩人にぶつかった捻挫の回復がかんばしくなく、 ずっとテーピングして練習しています。 まあここまできてじたばたしても仕方ないのでやるだけのことをするように心掛けます。 私は今年で8回目のコナになります。自分は歳をとっておりますが、このコナはなんら変わっておりません。 青い空、エメラルドグリーンの海、いやーやっぱりいいですね。 まさしく、トライアスロンの聖地です。街中トライアスロン一色です。 今年は世界から約1700人もの参加者があります。多分過去最高でしょう。 うち日本からは約110名の参加です。 日本のトッププロは今年は、谷さんと小原さんぐらいで、少しさびしいですが、 そのかわりサイモンレイシングなど海外選手に注目です。 泊まりは、名前は立派な「キングカメハメハホテル」すごい名前です。(中は普通です。) 家族も昨年に続き応援にきます。家族は金曜日の夜発で現地でレース前日の16日に合流します。 今年も、かみさんと子供達は、私のレース姿を見ることなく、ハワイを満喫すると思います(笑)。 それでも私にとっては家族と一緒に過ごせることはなかなかないので、楽しみです。 今年もこのハワイ島の溶岩台地で太陽に焼かれ、風に飛ばされ、大地に打ちのめされ、 最高に苦しみ、思い切り楽しんできます! 恒例の現地からのハワイレポートお送りします。 それでは次号をお楽しみにしてください。マハーロ! --------------------------------------------------------------------- アローハ!TAKE@KONA-中道 です。 今日は、10月14日(木) 昨日は、珍しく朝4時頃迄寝れませんでした。時差の関係かな? こんなことは、過去なかったのですが、緊張や体調が影響して いるのかな?結局8:30迄朝寝してしまい、7:00早朝スイム (みな当日のスタート時間に合わせて7:00ごろからスイムの 練習をするのです)には間に合いませんでした。 今日は、9:00からスイム約1.5km(私にしてはちと泳ぎすぎ・・・か?) あまりにも海がきれいで魚を見ながら泳いでいたら沖まで行ってしまい、 帰路が大変でマジで溺れるかと思いました。明日は500mで 切り上げます。 朝食は、昨日のスーパーで買った残りもんで、サラダとベーグルで 腹一杯。そのあとは、バイクを組み立てて軽くコースへ調整と レポートの写真のネタ探しにGO! 約30km。日中は車、トラックが多く気を使う。特に車は右側通行なので、日本と勝手が違うので交差点などは、要注意です。 午後は、IRONMANエキスポに行く。今年の車のメインスポンサーは ワーゲンです。新製品で要チェックは、LOOKのIRONMANクリートが カッコいいです。ここ数年、どの国の企業も厳しいのか、サンプル等の サービス等は激減しています。Tシャツ等も配っておらず収穫は ほとんどなしで残念! あと、ironman.live.comで1分間ビデオインタビューを収録しましたので、 見てみてください。 (私の横では、P・クロプコが収録してました) 夜はカーボパーティーです。毎年ほとんど同じ内容の食事。いやー、 すごいや。ケーキもあるのですが、これがまた超甘口でいやはや 参りました。言葉でいうより、画像見てください。 このチケットいくらだか知ってます?? 選手はもちろんフリーですが、付添者は大人42ドル、子供は30ドルです。 ホテルに早めに帰って、掃除、洗濯、買い物、それにレースのバイクプレート等を付け、汗だく。 明日はかみさんと子供が合流するので、今やっとかないと・・・。フゥ! おまけ) ちなみに、五輪出場の田山選手が小原選手の付き添いできておりまた。 朝も泳いでました。 また、九州バイキングの池形選手も応援できておりました。 お腹の具合がいまいちです。怖いので、現在ジャンクフードは 一時保留中です。 眠くて、いつもの支離滅裂な文書がさらにひどくなってきましたので寝ます・・。 --------------------------------------------------------------------- アローハ!TAKE@KONA-中道 です。 今日は、10月15日憧れのコナで42歳のバースデーを迎えました。 あと一日大会が早かったら、記念すべき日になったのに・・・。 明日はいよいよレース! 今日も前日というのに、クタクタでした。 朝はまたまた起きれず、8:30~軽くスイム。 そのあと、妻、息子(11歳)と娘(8歳)がコナに到着するので 空港まで出迎え・・・。 そういえば、今こちらでは、入国審査の時、なんと写真と指紋を 採られるのです。しかし、かみさんは手が荒れてしまって、指紋が なくなっており、読み取れなくて大騒ぎになったそうです。 (本人曰く、家事のやりすぎとか・・・??) ホテルに戻ってからは、軽くバイクとランを少々。日差しが強烈なので 早々に切り上げる。 バイク委託とバイク、ランギアの預託は13:00~17:30で、ゼッケン 750以降の選手は14:30~です。自分はNO782です。 プロ選手のバイクもしっかりチェックしてきました。 S・レイシングのバイクはサーベロで、超ビックサイズでした。P・リードは 今年は黒のスペシャです。いかしてます! かみさんと子供達は早々に海に出撃!私は昼飯も食わずにトランジット バックの用意で汗だく。 なんとか間に合い、息子につきあってもらいバイク等の預託にいく。 今年は、またバイクとランのトランジットの場所が変わり、すべてスイムの ゴール地点がバイク、ランのスタートになるので、応援者には◎! それから、子供達と、海とプールでひと遊び・・・いやーこれが楽しいけど 疲れるんじゃ。ふーっ。 夕飯は、中華のバイキングで腹ごしらえ。途中コンビニはないけど、スーパーと ABCストアに寄り買い物してホテルへバック。 今、21:30です。明日は3:30起床です。いよいよ1年の総決算です。 左足首の具合がかんばしくなく、明日はテーピングしてのレースです。 当日は、今年もアイアンマンハワイワールドチャンピオンシップに出場できる 幸せを実感し、悔いのないように、今あるすべてを出し切ります。 また応援したいただいた、多くの方々の言葉を思い出し最後まで頑張ります! では! --------------------------------------------------------------------- アローハ!TAKE@KONA-中道 です。 RACE DAY 今、夜中の3:00AMです。死んでます。長い一日が終わりました。 応援してくださった皆様、ボランティアの方々、そして今年も1年間 私を支えてくれた家族のおかげで、完走できました。 今年は久しぶりにコナウィンド全開でバイクは行きも帰りも風に 翻弄され、泣きが入りました。まさに、太陽に焼かれ、風に飛ばされ、 大地に打ちのめされた一日でした。 起床は3:30AM。スタートは7:00。ゴールは18:30でした。 トータル11時間28分と昨年よりだいぶタイムを落としましたが、 トッププロ以外の選手はほとんどの選手が約1時間近くタイムを落として おりました。これは風の影響が大でバイク、ランに響いたものと 思われます。 自分にとっても今日は本当に辛い辛い一日になりました。特にバイクと ランはきつかったです。バイクは風が強かったせいもありますが、これは 皆同じコンディション。今日は全然踏めなくて、中盤以降相当数の選手に 抜かれました。途中、暑さの為か意識が朦朧としてきて、終盤、食料を 体が受けつけなくなり辛かったです。ランでも水分以外は受け付けず、 ほとんどハンガーノック状態。途中フラフラになりました。今日は本当に 何度リタイヤしようと思ったことか・・・。 でもそのたびに、皆様の顔、家族の顔が浮かび、自分を奮い立たせて くれました。 最後は、息子とゴール。トライアスロンの厳しさ、奥深さ、 そしてトップ選手も何人もリタイアしたハワイのこのコースの厳しさをつくづく実感した一日でした。 皆様のおかげで今年も完走できました。 本当にありがとうございました。取り急ぎご報告まで。 ★おまけ ironmann.live.comでご存知かと思いますが、優勝はぶっちぎりでドイツの ノーマン・スタドラー。もの凄いバイクパフォーマンスで、あのコースを ぶっちぎりました。本当に凄い!2位はランで猛追したカナダのP・リード。 昨年優勝に意地を見せました。 日本人は谷選手が24位?小原選手もすぐ後ろにいました。 女子は、これまたドイツのニナ・クラフト。ドイツ勢アベック優勝です。2位は N・バドマン。注目の、S・レイシングがバイク60km地点で早々にリタイヤ。 またC・マコーマック、ザック等もリタイヤした模様です。C・ブラウンは完走したものの順位を大きく落としておりました。 --------------------------------------------------------------------- アローハ!TAKE@KONA-中道 です。 レース、翌日。10月17日、今日は、朝から快晴!いつものハワイに 戻っている。朝食は、ベーグル+プラスクリームチーズとサラダを ホテルで食べる。今日の予定は、午前中はバイク梱包と洗濯、 子供達と海とプールの両方で泳ぐ。午後は、家族で買い物にGO! 昨日は、体が疲れすぎており、興奮しているようで、ほとんど 眠れませんでした。お腹は減るのですが、口にするとすぐに 気持ち悪くなってしまい、レースのダメージの大きさを物語っています。 街は、いつもの静けさを取り戻し、選手は皆それぞれ買い物を楽しんだり、 ビーチでゆっくりしてそれぞれの余韻を楽しんでいるようだ。 選手は手首に選手とわかるリストバンドをしており、街行く人から、 「おめでとう!」、「昨日のレースはどうだった?」と声を掛けられる。 選手同士もレース後は見知らぬ同士でも、みな友人のようになれる。 これがトライアスロンの魅力です。 アワードパーティは、6:00PMから。5:00PM頃から選手、応援の 人たちが集まってくる。チケットは数日前に完売だ。女性は、ワンピース など来てお洒落をしてきている。まるでみな別人のようだ(失礼か??) まずは、年代別男女別の表彰からはじまり、年代別の他には、 MILITARY(軍隊部門)の表彰、ハンディキャップ部門の表彰なども行われ、 みなスタンディングオベーションで選手を称えあう。。時に車椅子の選手、 年代別で高齢者が表彰台にあがった時はまるで優勝者とおなじような 喝采だった。表彰の最後は男女の総合トップ10。 優勝は男子はノーマン・スタドラー、女子はニナ・クラフトと男女とも ドイツ勢で初優勝。 最後に恒例の今回の大会のVTRを見て、涙してこの素晴らしいイベントの 幕は閉じられました。 今回再び、このハワイの舞台に立ち、世界中から集まったエイジ グルーバーや世界のトップトライアスリート達と一緒に過ごし、レースを 苦しみ、感動したことは、貴重な体験です。この緊張感、苦しみ、達成感、 充実感は他では得られないものががあります。この一瞬があるから 何事にも頑張れるのです。また今回、家族も応援にきてくれ感謝 してます。自分もそうですが、「ものより思い出」ということを感じることが 出来たと思います。このハワイアイアンマンから、どんな苦しみにも 負けないで生きるエネルギーというものを得ることができます。 今日から来年のこの日目指してスタートです。よーし! 最後に今年もハワイからとりとめもなくレポートしました。つまらなく感じた方も いるかもしれません。お許しを! 日本から応援してくださった方々、職場の皆さま本当にありがとうございました。 そしてボランティア、大会関係者の方々には本当に頭がさがります。 また、期間中メールも数多くいただきうれしかったです。重ねて感謝です。 ~ Anything is possible ! ~ ジャンル別一覧
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