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takeさんASTRAYの小言

takeさんASTRAYの小言

November 15, 2022
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卓球の大会は「全日本」の本戦や県大会等でも準決勝以上などにならないと審判はつかないと思っている。それまでの市内、地区予選や、各地域のオープン大会はほとんどが「敗者審判」制度が用いられているのではないでしょうか?

・サービスを出してどちらかがミスしたら、ラリーを続けていた方にポイントが入る。
・これに対して得点板に点数を加算して選手に見せる。

これは「点数係」だと思いませんか?

卓球は競技であり、ルールによって成り立っています。
自分の意志で始めるきっかけはゲームセンターや町内の会館、中学の部活等が多いと思います。そこまではレジャー的な感覚で良いと思いますが、「大会」は違います。多くの大会では朝早くから会場に入り、観客席の獲得を行い、練習するための台の確保、開会式までウォーミングアップを行い、開会式が始まります。開会式の中で、大会長もしくは審判長が「今大会は○○年度の日本卓球ルールにのっとり~」と周知します。

 審判を行うためには、「日本卓球ルール」を覚えていないと試合進行に支障がでるのです。しかし、ほとんどの敗者審判は先に記載した「点数係」なのです。なぜか…?
 指導者が教えていないからです。
大多数の指導者は、相手を負かす方法しか教えていません。相手が捕れないサービスや、ラリー中に相手が捕れないスマッシュや強打、変化球を教えているのがほとんどです。次に自分やチーム看板のための「躾」です。挨拶や返事、指導者、保護者に対して「感謝」の名目で教育されています。次に体力をつけるためのトレーニング、フットワーク練習が行われます。
 ではルールはいつ覚えるのでしょう?練習試合や、大会で相手がミスした、今のは自分のポイント、と試合でポイントの点数が入って覚えています。選手たちはポイントが欲しいのでネットイン、エッジインには自分の都合の良い様に取り込みます。サービス時、ネットに触っていないのにリターンされると「今ネットに触った」、音もしていないのに「エッジが入った」等々…以上です。それ以外のルールはほとんど教えていません。

 更にサービスは無法地帯です。時代が変わり、「ラリーを続けるため」のルールが無視されています。教育されていないので何が違反なのか解っていない選手がほとんどです。簡単なルールなのに「勝ちたい、獲りたい」の利欲が勝り、道徳が曲げられているのです。
・トスを上げる時、「手のひら」にのせる
 指にかかると、ボールに回転をあたえてしまう。
・静止させる
 ボールに異常がないことを確認させる
・トスをあげる時は16cm以上て手のひらから上げる
・トスをあげる時は台の下に下げてはいけない
 相手にみせるため
・ほぼ垂直に上げる
 横方向に上げることで反発力があがる
・インパクトまでボールを隠してはいけない
 相手にみせるため
大まかにこれだけの話です。

全日本や世界大会でも出来ない選手はいます。なぜか?
教わって来なかったからです。
大きな舞台に出るまで、自分のサービスは違反サービスだと思っていないのです。
サービスの構え、インパクト時の姿勢、相手に見えているかのチェック等
本気で教えていないのです。
 試合中では相手が見えない場合は審判に対して「抗議」が出来ます。
審判が判らない場合は審判長が判定します。ルール上、審判が正規のサービスかどうか明らかでない場合は不正なサービスを判定され、ミスとなります。

 長くなりましたが、この位の判定をしなければならないのに「敗者審判」で良いのか?ってことです。まったく納得できません。大会運営上、仕方ないのは理解出来ます。が、審判が出来る選手を育てることを忘れている様に思います。正しい判定が行われず、残念な結果を見てきたこともあります。不正で勝ち上がれるしくみをどうにかするのは、まさに今、指導に当たっている指導者次第だと思っています。

後、大声で鼓舞する日本代表も残念です。これもルール違反ですから…。





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Last updated  November 15, 2022 11:04:55 PM
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