東京消防庁では、約5万円、横浜市安全管理局(消防)では、約4万円...救急車が1回出場するための総経費です。
救急車が出場するには、車両価格・維持費・燃料費(高規格救急車になってから、極端に燃費が悪くなりました。)などに、救急隊員の人件費などを加算された金額が、
みなさんの血税から支払われています。
1台の救急車が、更新(新しく)されるまでに、掛かった上記の総経費をその救急車が出場した総件数で、割ると1回の出場に掛かる概算費用が算出されます。それが、書き出しの金額になるのです。
救急件数は年々増加の一途をたどり、慢性的に救急車が不足状態にあります。
本当に必要とする患者さんを救急搬送出来ないのです。
諸外国ではすでに、有料化している所がありますので、ご紹介します。
ニューヨーク...基本料金16,500円+(約4,400円/マイル)
パリ...30分乗車ごとに約23,000円
ニュージーランド、ドイツ、イタリヤ、中国も北京などが、有料のようです。
財政が厳しい中、日本でも有料化が検討され、すでに実用化に向けたテストが試みられています。
近い将来、救急車利用料も徴収され、高い救急診療費も支払わなければ、救急で診てもらえない日がやって来るんでしょうね!
お財布忘れても、後で請求されるようなので悪しからず!
じゃあ、みなさんも適正な救急車の利用をして、有料化に歯止めを掛けましょうね!
ありがとうございました。