カテゴリ:良き時代の?救急関係
交通事故などの対応です。
消防・救急最前線からの補足もありますので、是非ご覧下さい。 最近は自転車と歩行者などの事故も増加していますので、警察も取締りを強化しているところです。あるんですよ、自転車での死亡事故が…。でも、保険掛けている人なんか、一握りでしょう。 事故を起こした場合、まず、救護なんですが、周囲を良く見て、2次災害を防止して下さい。救急・救助隊員でさえ、2次災害に巻き込まれます。 我々が一番恐れるのは、事故現場を見ながら通過する、車両が沢山いますので、それらによる2次災害です。見るのはいいですが、前方を横切る消防隊員もいるかもしれませんよ!ご注意下さい。 親切心で、お手伝い頂ける方がおられますが、我々プロにお任せ下さい。貴方にまで、ケガをさせたくありません。 話は戻りますが、2次災害の危険があり、傷者が危険な状況下であれば、傷者を安全な場所まで移動させて下さい。それ以外は動かさないで下さい。交通事故の場合、高エネルギーと言ってかなりの、ダメージが予想されます。 次に傷者を遠目で見て、心臓の拍動様な出血があれば、緊急を要しますので、綺麗なタオルなどで、傷口を強く圧迫して、周囲に誰かいれば、救急車の要請と応急処置、救命処置を手伝ってもらって下さい。 処置を続けながら、救急車・救助工作車の到着をお待ち下さい。長い時間に感じられますが…。 警察への通報は出来ればしておいて下さい。 事故車両などが、傾いている場合は、周囲にある石などをタイヤに当て、車両固定をして下さい。2次災害の防止になります。 実はうちの救急車が、事故現場で車両固定しないので、斜面を動いたこともありました。 ドラマなどで、衝突後爆発!ってありますが、相当なスピードが出て、燃料タンクが損傷しない限り有り得ない話だと思いますが、燃料が漏れていないかご自分の目と鼻でご確認下さい。 燃料ですよ。冷却水やオイルは、すぐ漏れますので、油の匂いを感じて下さい。 我々も現場で、事故状況がよく分からないことが多々あります、どうして?とか、あと5秒違っていれば、事故になっていなかったかもって。 これも、前の書き込みのヒヤリ・ハットなんですよ! では、みなさんも事故だけは起こさない、もらわないで、お願いしますね。 ちょっとした注意があれば防げることなんですから…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月30日 15時26分38秒
コメント(0) | コメントを書く
[良き時代の?救急関係] カテゴリの最新記事
|