カテゴリ:良き時代の?救急関係
URL→http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-seianka/2008-1940-13/2008_02-01.pdf 平成19年中(平成19年1月~12月)の39ページに及ぶ膨大な「救急統計」データを抽出してまとめていますので、事故事例とポイントのみコピペしますね!…詳細についてはHPをご覧下さい。 日常生活において利用する器物のうち、公共性の高いものを中心に主な関連器物として、それぞれの器物について事故の発生傾向をまとめた。 エスカレーターの主な事故事例 ○飲酒し帰宅途上、駅のエスカレーターで前のめりに転倒した。(49歳男性・中等症) ○エスカレーターに乗ろうとした際、ベルトをつかもうとしたがつかみ損ねて転倒した。 (80歳男性・中等症) ○エスカレーター上で倒れてきた前の人を支えようとしたところ、バランスを崩して転倒した。(69歳女性・重症) ○駅の下りエスカレーターを歩いて降りていたところ、つまずき転倒した。(40歳女性・中等症) ○子どもが履いていたゴム長靴が、エスカレーターのステップと側壁の隙間に引き込まれ、足首まで挟まれて抜けなくなった。(3歳男児・軽症) ○スーパーマーケットのエスカレーターに乗っていると、上段からショッピングカートと人が落ちてきて、ぶつかった。(67歳女性・軽症) ○エスカレーターを先に上った息子がベルトに手を掛けて遊んでいたところ、ベルトに手を巻き込まれた。(4歳男児・軽症) 【エスカレーターの事故防止ポイント】 ○ 飲酒後の利用時に事故が多いので、十分に注意して利用する。 ○ 急停止する場合があるので、ベルトにつかまって利用する。 ○ エスカレーター上の歩行は、バランスを崩しやすく、他の利用者と接触するおそれがある ので避ける。 ○ 靴の挟まれ等を防止するため、ステップの黄色い線の内側に乗る。 ○ 特別に措置されている構造のものを除き、ショッピングカートやベビーカー、車いす等を乗せない。 ○ 子どもがエスカレーター近くで遊ばないよう注意する。 遊具の主な事故事例 ○滑り台の上(高さ1m)から誤って墜落した。(1歳男児・重症) ○公園の滑り台の上から自転車で降りようとして転落した。(10歳男児・重症) ○雲梯で遊んでいて手を滑らせ転落した。(7歳男児・重症) ○滑り台で遊んでいて、高さ2mから地面に転落した。(6歳女児・重症) ○公園のぶらんこの前を通過しようとしたところ、他の子どもが乗っていたぶらんこに衝突した。(8歳男児・中等症) ○公園のぶらんこで遊んでいて飛び降りた際、ぶらんこの鎖に指を挟まれ切断した。(16歳男性・中等症) ○幼稚園に設置された金属製のらせん状の遊具から下に降りようとした時、頭部が挟まり地面に落下した。(6歳男児・軽症) ○ジャングルジム上で鬼ごっこをしていて足を滑らし転落した。(8歳男児・中等症) 【遊具の事故防止ポイント】 (利用者) ○ 小さな子どもには保護者等が極力付き添い、子どもから目を離さないようにする。 ○ 危険な行動を見かけたら、声をかけるなど注意を促す。 (管理者) ○ 遊具の管理者は定期的に点検を行い、遊具の破損・劣化の有無などを確認する。 鉄道車両のドア、戸袋の主な事故事例 ○電車に乗っていて子どもがドアの戸袋に左手を巻き込まれた。(1歳男児・中等症) ○電車に飛び乗った際に、電車の扉に挟まれ転倒した。(80歳女性・中等症) ○電車のドアが閉まりかかった際に乗り込もうとして、ドアにぶつかり転倒した。(65歳女性・軽症) 【鉄道車両のドア、戸袋の事故防止ポイント】 ○ ドアの開閉時は、ドアに身体が触れないようにし、荷物や衣服などが巻き込まれないよ うにする。 ○ 小さな子どもはドア付近を避けて乗車するとともに、保護者が目を配る。 ○ 電車への駆け込みや混雑した車両への無理な乗車はせず、余裕を持って乗降する。 エレベーターの主な事故事例 ○エレベーターに乗ろうとした際、閉まりかけたドアにぶつかり転倒した。(75歳男性・中等症) ○祖母が1歳の女児を抱いてエレベーターに乗っていて、扉が開いた際に女児の左腕が戸袋に挟まれた。(1歳女児・中等症) ○エレベーターで砂を運ぶ作業中、重量オーバーでエレベーターが3階から1階まで降下し、エレベーターから出ていた右足が引っかかるように落ちた。(31歳男性・重症) ○作業中に手動式フォークの取っ手と業務用エレベーターの床に挟まれた。(34歳男性・重篤) 【エレベーターの事故防止ポイント】 ○ 乗降時は床との段差に注意し、駆け込みなど無理な乗降はしない。 ○ ドアの開閉時にはドアに触れず、荷物や衣服などが巻き込まれないように注意する。 また、子どもはドアから離れた位置に乗せる。 ○ エレベーターを使った作業時の事故は、重症事故につながることを認識し、作業手順、 制限重量などに十分注意する。 自動ドアの主な事故事例 ○閉まりかけの自動ドアにぶつかり転倒した。(87歳女性・中等症) ○買い物のため、夫と店内に入ろうとした時、閉まっていたドアに気付かず顔面をドアにぶつけた。(64歳女性・軽症) ○自動ドアに右大腿部を挟んだ。(81歳女性・重症) ○子どもが店の自動ドアに頭部を挟まれた。(3歳男児・軽症) ○マンション玄関出入口の自動ドアが開いた際、ドアと壁の間(戸袋部分)に腕を挟まれた。(1歳男児・軽症) 【自動ドアの事故防止ポイント】 ○ 駆け込みなどはせず、ドアの開閉を確認して出入りする。また、透明なガラス戸 を使用している場合は、模様をつけるなど工夫する。 ○ 保護者等は子どもに目を配り、自動ドアの近くで遊ばないように注意する。 まだまだ、ご注意して頂きたいので、続編もお届けしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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