カテゴリ:良き時代の?救急関係
~お餅以外でも窒息事故は起きている~東京消防庁管内のお話になりますが…東京消防庁さんのHPより、お伝えします。
URL→http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201201/sushi.html 東京でも節分に恵方巻(巻き寿司)を食べる家庭も多くなり、また、ひな祭りにはちらし寿司を食べるなど、寿司を食べる機会が増えることから、寿司による窒息事故防止の注意喚起を行っています。東京消防庁管内 1)では平成18年から平成22年までの5年間で、寿司による窒息事故で171人が救急搬送されています。 1) 東京都のうち東久留米市、稲城市、島しょ地区を除く地域(東久留米市は平成22年4月1日より東京消防庁管内となった。) 食品による窒息事故を防ぐポイント 1 急いで飲み込まず、ゆっくりとよく噛み砕いてから飲み込む。 2 高齢者や介護を要する方は、粥などの流動食に近い食物でも窒息を起こすことがあるため食事の際は目を離さない。 3 食事の際は、お茶や水などを飲んで喉を湿らせる。 4 食品を小さく切るなど、食べやすい大きさにする。 5 食事中は遊ばない、歩きまわらない、寝ころばない。 ※【特に寿司は、一口で食べることが多いため、無理なく食べられる大きさや量にしてから、ゆっくりとよく噛み砕いて食べましょう。】 近年発生した寿司による窒息事故事例 事例1 夫婦で穴子の握り寿司を食べていた際、夫がむせた後、意識を失ったもの(平成19年10月 調布市 85歳男性 中等症) 事例2 自宅で母親の咳き込む音がしたので様子を見に行くと、口腔内に太巻き寿司を詰まらせ、呼びかけに反応がなかったもの(平成20年10月 国分寺市 87歳女性 重篤) 事例3 夫婦で手巻き寿司を食べていた際、夫が喉に詰まらせ意識を失いたおれたもの (平成20年11月 町田市 78歳男性 重篤) 事例4 家族で食事をしていた際、父親がマグロの握り寿司を食べた後、苦しがり意識を失ったもの(平成21年11月 江東区 80歳男性 重篤) 事例5 自宅にて家族でちらし寿司を食べていた際、母親が生イカを一時的に喉に詰まらせ、喉に違和感が残ったもの(平成22年9月 墨田区 86歳女性 中等症) 事例6 自宅で穴子の握り寿司を食べた際、母親が喉に詰まらせたものを家族が背部叩打法で異物を取り除いたもの(平成22年11月 杉並区 92歳女性 中等症) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年02月02日 22時14分50秒
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