2022/02/02(水)07:13
千葉寺(千葉・千葉市)
千葉寺と書いて、地名は「ちばでら」ですが、寺院の方は「せんようじ」とも読みます。
709年に行基が開山したと伝えられる古刹で、千葉(せんよう)の青蓮に霊を感じ、十一面観音菩薩像を刻んだのが始まりとされています。
(これが千葉の語源となったのでしょうか)
仁王門
江戸時代の1828年に建てられたものです。
右側の仁王像(金剛力士像)
こちらは左側です。
同じく1828年に建てられた鐘楼。
1160年の火災によって伽藍は焼失してしまいましたが、境内には709年に行基がもたらしたと言われる大銀杏がありました。
高さは30mもあり、鶴岡八幡宮の銀杏よりも高さがあります。
現在の本堂は昭和51年に落成したものです。
戦国時代には名門千葉氏が代々祈願寺とした場所であり、それだけに一層歴史の重みを感じるお寺でした。
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