2018/03/19(月)09:03
奥高尾縦走路~市道山
陣馬山をスタートした奥高尾縦走路、和田峠・醍醐丸を過ぎた後は、ひたすら尾根線を北上して市道山を目指しました。
生藤山へ続く笹尾根と分かれた後は、道標からも「関東ふれあいのみち」の文字が消えました。
景信山や高尾山の奥高尾縦走路ほど整備されていないものの、意外と踏み跡もしっかりとしていました。
醍醐丸からの「吊尾根」では、樹林帯の中を行くので尾根上でも眺望はなく、樹林帯の切れ間からほんの少し稜線が見えたりする程度でした。
ずっと下りの尾根道が続くかと思いきや、意外とピークを越えるアップダウンが多く、気のせいか尾根を北上するにつれて道も悪くなるように思いました。
実は気のせいではなく、このずっと後にとんでもないことをしてしまいました。
ハイカーも少ない静かな山歩きかと思いきや、トレイルランニングの人たちとやたらとすれ違うようになりました。
醍醐丸から市道山の尾根線は、日本山岳耐久レースのコースの一部となっているようです。
全長30kmの周回コースのようです。
どうやら10月にレースが行われるようで、そのコース練習なのかも知れませんが、ランナーの会話の中に「浅間尾根」などと聞こえてきたりして、とんでもない長距離を走っているようでした。
(この何気ない会話が、後にわが身を救うことになろうとは)
日本山岳耐久レースの分岐標
これまでの道標の中で、一番立派だった気がします。
トレイルランは東の稜線を刈寄山へと向かいますが、奥高尾縦走路はこのまま尾根を北上して市道山へと向かいます。
最後のピークを登り切ると、眺望が開けてきて、市道山山頂(標高795.1m)に到着しました。
東京都の山頂では見慣れた三本柱
山頂の眺望は開けていて、都心方面が一望できました。
市道山からも尾根を北上して行きますが、この後は道が極端に悪くなり、そして膝にも違和感を感じるようになってきました。
もはや後戻りもできず。