パクス・ジャポニカ Vol.2

2017/10/31(火)19:43

犬山城(尾張国)~その1

城跡と史跡(愛知編)(18)

大垣から名古屋へ戻る時、JR東海道線で真っすぐ帰るのが普通かと思います。 今回はJR岐阜駅でわざわざ名鉄に乗り換え、さらには名鉄各務原線という、我ながら奇特なルートを利用しました。 向かった先は各務原線の終点、犬山です。 岐阜城天守から見た犬山城 名鉄を犬山駅で降り、犬山城へ向かう途中には、かつての城下町を偲ばせる街並みが残っていました。 寺内町の街並み 城下町の東に寺院が配され、城下町の防御の役目も果たしていたようです。 大手町の街並み 三の丸の大手門があった場所 ここからが丸の内、城内となります。 三の丸から本丸へ続く道を行くと、針綱神社と三光稲荷神社の鳥居が見えてきました。 三光稲荷神社の参道 本丸は丘陵部にあるため、神社の階段も登城道になります。 神社の裏手には、戦国城郭を思わせるような空堀の跡も残っていました。 空堀跡 矢来門跡 本丸虎口には「本丸門」が建っていますが、犬山城の櫓や門は明治6年の廃城令によって取り壊されたため、後世になって復興されたものです。 本丸門 当時は「鉄門」と呼ばれる門が建っていました。 櫓や門は残っていないものの、犬山城には貴重な天守が残っています。 現存12天守の1つであり、国宝5天守の1つでもあります。

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