近況報告【会社編】5
VS悪循環飲み会の翌週。あのバカ騒ぎで雰囲気は一変したかと思いきや、落ち込みまくったEちゃんの姿がソコにあった(汗)原因はRさんがEちゃんとの“別れ”を考え始めてしまったから。どうやら休みの間に『距離を置いて考えたい』と言われたらしい。他人同士の恋愛なんて、第三者が理解できるハズはない。周りの人間が色々考えたりアレコレ口出ししても、結局は当事者同士が決める事だから別に気にしなくてもいいんだろうけど・・・。まだ別れるって決まったワケじゃないんだけどEちゃんは情緒不安定に拍車が掛かり、話す事といえばRさんとの事ばかりでかなり厄介な状態。RさんはRさんでハッキリしないもんだから、周りのみんなもどう接していいやらわからず俺もかなりウンザリな感じになってしまった。任された2つの商談はちょうど忙しさのピーク。なんとか商談自体は勝ち取ったものの、仕事への集中力を欠いていた俺は予算額の受注に失敗。しかも2件連続(汗)確かに難しい商談ではあったけど、もっと努力できる所は十分にあった。こんな情けない結果を出したのは入社以来初めての事。ショックだった。『いつも完璧な結果なんて出せる人はいません。ただ今回はあなたが集中してないところが随所に見受けられたのが残念です』怒鳴るかと思ってた女部長様は、冷静にこう言った。俺を信頼して商談を任せてくれた色んな人の期待を裏切ってしまった。最近のスランプ最大の要因は、ココで現実から逃げようとしてしまった事。仕事のミス・オヤジの病気と1ヵ月後に控えた引越し・そして『会社の同僚』って枠を超えて居心地の良かった仲間達との窮屈な毎日。言い訳をすると“立て続けに色んな事が起きてテンパった”って感じ。ひとつずつ、ちゃんと冷静に受け止めればよかったな。そこから逃げるようにして始まったYさんとの関係も、いつのまにか俺の首をしめるようになっていた。キレイなYさんといるのは決してイヤじゃない。でも、かといってYさんに何かを尊敬できたり惹かれる部分があるワケでもない。コレは『本音』日記だから、引かれるのを覚悟であえて書くけど、この時期俺がYさんに求めてたものはカラダのみ。自分を肯定してくれる人に、ただ甘えたかっただけだ。Yさんとの事は、実は自分の中で最初からうすうす気づいているトコロがあった。『多分、この人と自分は合わない』Yさん自体を否定してるワケじゃない。彼女自身はすげーキレイで楽しい人。だけど、俺とは合わない人だって事はかなり前から感じていたのだ。しゃぶしゃぶ行った日の夜に一線を越えてしまってから、なんとなくダラダラと関係を続けたけど、俺はその間に彼女とうまくやっていけるような“何か”を探していた。でも、結局俺はYさんにココロを持っていかれる“何か”を見つけれらなかった。多分、Yさんも俺に対してそうだったんじゃないかな?カラダだけの都合のいい関係。そのツケは当然のように、そして俺の想像以上にでっかく回ってくるのだった。(つづく)