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2006年10月19日
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カテゴリ:家族
なに?それ?な言葉である。
なにを隠そう私である。

今朝息子が修学旅行に旅立った。
今回 私は息子の荷造りに一切手を出さなかった。
旅先で困ることを学校の加護のもと学べばいいさ
必要最低限の荷物のチェックは口頭で息子に確認したのみ
手を出したい気持ちをグッと堪えて
3日前からカバンが用意され宿題が終わると毎日チェックしていた
2泊3日12歳には長い旅である。

彼は風邪をひいた様だ薬を飲ませ8時過ぎにベットに行かせ
私は彼の薬の用意をしていた。
日頃の常備薬 風邪薬
飲み間違わないように小袋のジップに入れて3日分

財布が壊れているのを言わなかったので
家の中の使っていない財布を探すが適当なモノが見つからない。
夫が日頃 使っている財布を渡す
「無くすなよ!お母さんにもらったヤツだから」
私が夫にプレゼントした物である。夫なりのやさしさである。
お守りの様だ・・・私は思った。

「お母さん!まだお茶の用意してないよ」
水筒では荷物になるので学校の指定でペットボトルのお茶500ml
新幹線の中で飲むらしい
息子が軽い咳をする。検温を促す「36.1度 熱はないよ」
熱があったら行かせないつもりだった。
母の心配と息子の行きたい気持ちが変なバランスをとっている。
いつもの朝と違う朝

自販機前で車を止めて息子がお茶を買いに行く
「500mlの温かいお茶ないから他の自販機に行こう!」
「いいんだよ。ボクそんなに飲まないから」
自販機の温かいお茶は2種類を前に、息子はしばし考え選んだ。
その背中を見て寂しくなる私
「いっちゃうんだなぁ」

駅近くまで来ると三々五々親に伴われた子供が集まっている。
母親が車から出て子供の身なりを直す
重い荷物を持つ父親
兄弟も送りに来ている。
私は車から降りないで、そのまま「気をつけてね!いってらしゃい!
調子が悪くなったら先生にちゃんと言うこと!お母さん迎えに行くから」
「うん!いってきます。」車のドアを閉めて息子が歩き出す
いっちゃった・・・息子が振り返る。
まだ あどけない顔 振り返ると頬の肉が盛り上がる。
体の大きな女の子が横に来て改めて息子の小ささを認識する。
きっと息子も私のさみしさに気づいているんだろう
兄弟の中で一番勘のイイ奴
私の目元の動きで全て悟る奴だから
振り返り様の息子の笑顔に笑顔で手を振って車のウインカーを出した。
ホームまで送れと学校の指示があったが私には出来なかった。
他の父兄に「兄弟もいるのでホームまでは行けない」と
あらかじめ伝えていた。

まだ渋滞の始まる前の国道に入り、車は流れていく
息子が間違えて持ってきた学帽が主なく助手席にあった。
最近聞き始めたジャズが流れる。明るめの曲

頭の中で長男のいない1日をシュミレーションした。
勝手重宝な息子 家の中の失せ物は彼に聞けばスグ出てくる。
たまねぎ剥いて!米研いで!お風呂掃除して!車の中の忘れ物とってきて!
洗濯の四角い物だけでも畳んでおいて!
過務の夫より彼の方が家事を熟知している。私の家事の右腕君
宿題見なくていい分 清々した!と言いたいとこだけど
1日の中で彼に費やしていた時間が、いかに多いか知り
たった3日の彼のいない時間を、どう埋めようか悩んだ

今日は夫が休みで一緒に過ごせる。
川魚の仕掛けも昨夜かけて来た。
いてくれて良かった。
いなけりゃ完全に私ヨレてます。

ちきしょ~さみしくて!心配で!しょうがねぃや!
号泣泣き笑い号泣泣き笑い

家に帰ると母親が覇気なくインスタントの味噌汁を探していた。
ここにもヨレてる人が・・・








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最終更新日  2006年10月19日 08時31分33秒
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