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ずっと前、残業で遅くなった帰りにスーパーへ寄った。
買い物籠を持ってうろうろしてたら、何処かで見た顔が…。 !あ、H(男性)さん?。 Hさんとは、取引先の営業マンで、顔は見たことあるが、俺とは、ただの一度も話はしたことが無かった。 そのHさんがエプロンをして、忙しそうに何やら運んでいる。 え?働いてる? 会社辞めたのか?…もしかして… 知らないふりをすれば良いのに、そこは俺、お祭り好きの血が騒ぐ。(* ̄m ̄) 俺「こんばんは~何やってんすか~?」 H「!あ!」 (吃驚してる、してる…クククク) 俺「あれ?仕事替わったんすか~?」 H「いえ、バイトです…あは…仕事の帰り?遅いんですね~はは…」 俺「ええ、そう。嫌々残業ですわ」 H「良いじゃないですか、仕事が有って」 俺「まあ~ね。 と、言うことは、Hさんは昼間の仕事を終えて、夜からここで働いてるってこと?」 H「ええ。そう言うことです」 俺「大変やね~。あははは!」 H「はい。あはは…」 まるで、何回も話をしたことがあるように話したが、これが初めてのHさんとの会話であった。 俺「でも、そんなに儲けてどうするの。え~」 H「…それが、お金がいるんですよ~…トホホ」 俺「ほう!して、その訳は?」 H「聞いてください…妻が…」 後編へ続く。 ここでCM。 └(・∀・└)))ハッスルハッスル♪ (阿部)(`◎Д◎´)/<最高~で~す! └(・∀・└)))ハッスルハッスル♪ (ローズ)(`●Д●´)/<最高~で~す! └(・∀・└)))ハッスルハッスル♪ (ペタ)(ーДー)/<最高~で~す! ローズ「ヽ(>へ< )ノノーノー!ペタ、もっと気持ちを込めて」 (ローズ)(`●Д●´)/<最高~で~す! ローズ「って、言わないとダメあるよ!」 阿部「そうですよ、怪我をした清原さんの代わりなんだから」 ペタ「…」 やはり、なかなかチームメートとはうちとけない ペタジーニであった…。 では、引き続き後編をお楽しみください。 H「聞いてください…妻が…」 俺「妻がどうした?死んだのか?」 H「んな訳ないでしょ。あはは。妻が「冬のソナタ」のぺ・ヨンジュンにハマッて…_| ̄|● 」 俺「?別に良いんじゃないのドラマくらい。奥さんは専業?」 H「それが良くないんです…最初は、ぺ・ヨンジュンの画像をインターネットで眺めて喜んでいたんですが、だんだんと浴が出たんでしょうかね、画像をプリントしたいって言い出して、終いには、動画を落としてくれってなって…となると、今の家にある古いパソコンではDVD使えないから、新しいパソコンを買えってなって…」 俺「へ~新しいパソコンね~…で、買ったんですか?」 H「ええ、買いました。超最新型の…30万近くしました トホホ…」 俺「でも、奥さん喜んだでしょ?」 H「はい、今でも朝から晩まで、パソコンの前でペ・ヨンジュンを舐める様に眺めてます トホホホ」 俺「へ~。でも、それくらいなら、今の仕事だけで大丈夫じゃないんですか?子どもも居ないんでしょ?」 H「ええ、居ません…が!それが…もっと大変な事を彼女は考えているんです…」 俺「!なに?」 H「韓国に行きたい。行って追っかけをするって言うんです…_| ̄|● 」 俺「そんなにハマッてるんですか?!」 H「はい。それで、さすがに追っかけは無理でも、韓国に行きたいって事は叶えてやろうと思って、こうして働いているんです…」 俺「…あんた、偉いねー て、言うか、嫁も働けよ!って感じ」 H「いやいや!彼女には働いて欲しくないんです」 俺「?あ、そう…しかし、Hさんやさしいね~今も奥さんは…」 H「はぁ…今もパソコンの前で「ヨー様~♪」って、舐めるように観てるでしょう、彼女は…あ!今行きま~す。じゃあ、店長が呼んでるんで、失礼します」 ガラガラガラッ 空の荷台を小走りで押して行った。 ま、後姿は楽しそうだから、良いか…。 これもひとつの愛の形なのだろう…。 !そうだ。 俺もここで雇ってもらおう。 え?何故って? パチンコの資金を稼ぐため。 `∀´)ニヒヒヒ… お・し・ま・い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2004.06.23 19:41:21
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