たくたくコラム　Blog出張所

今日２８日が私にとっては最後の通勤日です。正月１月１日に不幸にも宿直のため出社しますが、それまではゆっくり休むことができそうです。今年は娘の病気が完治していないため家でゆっくり過ごすことにしています。
今年を振り返ってみれば、本当に出張が多かった年でした。セントラル・サービス担当者や営業の方であれば当然かもしれませんが、一つの工場専属のエンジニアがここまで出張することはあまり好ましくないようにも感じています。数えてみれば国内が23回、海外が４回。ほぼ2週間に1回のペースですね。仕事が進まないはずです。
本来は今日も休む予定だったのですが残務処理での出社となりました。もともと乗客の少ない電車ですが、いつもより人が少ないように見えます。それでも学生の姿が見えるので和歌山からはゆっくりできないかもしれません。年末に受験でもない学生が通学する姿を見ると、かつての受験戦争の時代を思い出しますね。

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昨日から東南アジアで起きた津波がトップ・ニュースです。個人にビデオ・カメラが行き渡ってから発生した始めての大規模な津波ではないでしょうか。そのため、津波の恐怖を映像で見ることができると同時に、いくつかの特徴が見えてきました。
まず海を見ていても津波が来ていることは判りにくいこと。映像では海岸近辺で急な高波になっているように見えました。次に水位が低くても大きな被害を受けるということ。足程度までしか水が到達しなくても、足から下にひどい傷ができている人を映像で確認することができました。これは普通の洪水とは異なり、広範囲な鉄砲水に近いような状況と考えます。水の力が強いため水位は低くても危険で、転倒でもしたら命取りです。しかし足に傷がつくほどの水や浮遊物で、立っていることさえ難しいでしょうね。
第一波に加え時間を置いて第二波が来ることにも注意が必要です。フジテレビなどで放映されていた映像では、第一波の後被害状況を撮影していたカメラマンが、時間を置いてから訪れた第二波に襲われかける様子が映っていました。アフリカでも被害が出て、南極まで津波が到達したとの事。到達距離の長さにも驚かされます。
日本は地震国。かつては東北のリアス式海岸で津波による甚大な被害がありましたし、北海道での津波被害はまだ記憶に新しいところです。
私の家も沿岸にありますので、今回の映像を教訓として、少なくとも津波が発生したときの対処方法を考えておくと良いように感じました。また津波は個人的には予測できませんので、報道や公共機関の円滑な情報提供が重要ですね。
私は今まで、ホームページなどで「日本の防波堤は景観の阻害にしかならない」と書いてきましたが、地震大国日本にとっては不可欠な対策なのだろうと多少考え直しました。
今回、被害にあわれた地域が一刻も早く復興されることを祈念しております。