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カテゴリ:さんぽ(関西)
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近鉄電車の奈良駅に到着したのは午前8時。会社への通勤時間より30分も短い移動時間で到着。天気は梅雨だというのに快晴。朝方は気温が低く、盆地のためか低湿度。涼しい風に後押しされながら少し上り坂になった公園へ道を進んでいきます。 駅から5分も歩けば奈良公園の始まり、興福寺に到着します。興福寺の紹介は明日以降にして今日は奈良公園をテーマに取り上げます。 この巨大な若草山の麓に広がる公園は平城京からは離れた場所にありますが、東大寺、春日大社、興福寺、正倉院、二月堂など日本の国宝を一手に集める歴史のテーマパークです。世界遺産、国宝と呼ばれるものを手軽に飽きるほど見て回りましょう。 ただ寺院は奈良の装飾に過ぎず、実際には広大な草原と適度に配置された老木のある癒しの場です。小学生には遠足のメッカ、中学生や高校生には歴史をめぐる修学旅行の主役。 奈良公園といえば鹿。特に春は子鹿がかわいいですよ。奈良の鹿は広島県宮島の鹿に比べればとてもやさしく行儀がよいのですが、修学旅行の学生たちは必要以上に怖がっています。これには理由があります。いたるところに「鹿は危険なので近づかないで」という看板があるのです。 朝の8時でも鹿せんべいは売っています。しかし鹿せんべいを買った瞬間、寝ぼけていた鹿の眼の色が変わります。あなたは一度に世界一の人気者。恐怖のあまりせんべいを放り出し逃げる、そんな光景をたくさん見ました。 奈良公園を訪れたのは家内との結婚前のデート依頼、約12年ぶり。干支(えと)が一回り、1ダース。 最初は元気よく歩き出した私ですが12年前とは年齢が違うことを忘れていました。若草山の麓と言うことだけあって微妙な坂道が続きます。そのため理由がわからないけど足が疲れるという現象に襲われます。最初から控えめなペースで歩きましょう。 奈良公園 お出かけお勧め度 子供連れ ★★★★★ カップル ★★★★★ 歴史に興味などなくても、広大な草原で遊ぶにはとてもよい季節です。弁当を持ってシートを広げ、木陰で食事をするのもいいですよね。でも鹿には気をつけて、ご相伴に与かりに来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 10, 2005 01:13:48 PM
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