御堂筋を歩く　心斎橋から本町

画像はこちら 戎橋を過ぎると町は少しおとなしくなり、次に現れるのがデパート街、そごうも復活した心斎橋です。残念ながら（？）そごうは改装されてしまいましたが、今でも残る大丸は歴史的建造物です。大阪にはいくつかの近代建築が残っています。そんな建物を見つけながら歩くのも楽しいものです。 ここで紹介しているのはそんな歴史のある建物。有名とはいえませんが、名のある建築家の手による由緒ある建物ばかりです。興味があれば少し回り道して探してみてください。御堂筋から一筋かふた筋、歩いて２～５分です。 特に気に入ったのは日本綿業倶楽部の鉄柵です。建物の内部も美しいらしいのですが、この日は立ち入ることができませんでした。こんなビジネス街で写真を撮っているのは私くらい（しかもこのときは会社の創立記念日だったので平日）。待ち行く皆さんに不思議そうに見つめられてしまいました。 綿業倶楽部ばかりでなく、このあたりには古い名前の会社がたくさん残っています。義妹が働いていた「○○廻漕店」なんて商社の名前は大阪が江戸時代に海上貿易で栄えていたことを思い出させてくれます。