何も書くことが無いので環境問題の続きです(笑)CO2の削減、「無理だ」と思っていたのですが、ヨーロッパは達成していますから「可能だ」という気持ちに変わっています。ヨーロッパは個人主義のように思われがちですが、日本の方がアメリカナイズされて個人プレイヤーが多いですね。ヨーロッパは「みんなで達成」ということが得意技です。CO2削減もその現われですね。
日本のCO2発生量増加要因はトラック輸送の増加と家庭での消費電力の増加です。トラック輸送の増加、核家族化がCO2を増やしている大きな要素ですが、これらは日本の産業界が大きく貢献できますね。多少輸送時間を延ばしてもトラック輸送を減らす、勤務地に自由度を与えたり転勤を減らしたり在宅勤務を増やしたりすることで核家族を減らす(通勤時の自動車の利用も減らせます)、単純なCO2削減ではなく産業界は良く考えて貢献してほしいです。
一方で確かに問題は世界のCO2の45%程度を発生している中国とアメリカです。アメリカの問題は自分たちで解決してもらうとして、中国の問題には日本がサポートできます。日本の技術を供給すれば中国のエネルギー消費量の20%や30%、簡単に下げられそうですね。これは日本一国の全CO2発生量にさえも相当するのです。いくら石炭が主エネルギーとはいえ原油価格が上がってきましたし、中国も興味があるはずです。日本政府も金銭的な支援ではなく、企業から技術を買い取って安価に中国に提供するということも大きな貢献ですね。でも競争力が落ちるという理由で、多分日本政府は協力しないのでしょうね。そんなことを言っていてはいつまで経っても改善はしません。
内容が福猫っちさんとコラボレートしてしまいましたね。でも原稿は1ヶ月前に書いていたのでたまたまです。夕陽にもUSJにも関係の無い文章でした(笑)