たくたくコラム Blog出張所

2010/04/30(金)07:15

武士たるもの「奈良の祭」

奈良(131)

歴女の方にとってはヒーローになってしまいました。 奈良時代の行列ですから武士と言うより武官という方が正しいかもしれません。奈良時代の武官は役職であり、私有地を守るための守護でした。代表的な氏名(うじな)は源氏、平家。苗字ではなく氏名です。源氏と平家は天皇家が在野に降りたときに与えられます。氏名と苗字の違いはまた今度。 武士と兵隊は違う存在です。武士は西洋でいえば騎士、ドンキホーテに近い存在です。武士は戦争の武力(リソース)ではなく、「やあやあ我こそは」で始まり一騎打ちが基本です。義経が導入し、戦国時代に一般的となった戦争の軍隊とは違います。歴女の方々が好きなのは武士ですよね。男性の場合は軍隊「戦略」が好きだったりします。 武士はプライドが高く、それゆえにおしゃれで目立ちたがりだったことは前に書きました。暴力団的な印象を持たれる方もおられるかもしれませんがそうではなくて、どちらかといえば現代の警察に近い存在だったと考えられます。治安を守るみんなの見方、ヒーロー的な存在だったのかもしれませんね。 大名行列の武士は凛々しくてかっこいいものです。男性よりも女性に人気なのはわかるような気がします。大名行列が通り過ぎると周りにおられた主婦の方々が一気に減ったような…(笑)

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