牧場ではおいしそうな料理が見つからなかったので、六甲山ホテルまで戻ってレストランでハンバーグを食べる事にしました。子供と言えば…私もそうですが…ハンバーグはごちそうです。料理を待っている間に楽しむ窓からの神戸の景色、海の向こうには私達が住んでいる家のあたり。さすが大阪の空、かすんでそんなに遠くまでは見えなかったのですが。
神戸、六甲山は夜景の名所。関西のカップルはかなりの確率で六甲の夜景を見るために車で出かけますよね。皆さんも行きましたよね(関西の方々へ)。私達も結婚の前には行きましたよ…遠い過去ですが。途中しばしばイノシシを見かけますがペットではないので注意しなければ怪我をします。本当に怪我をした人も少なくないのです。
眼下に見えるのは神戸港です。かつて神戸は貿易取扱量が世界のトップクラスでした。確か今ではトップ10にも入りません。神戸の震災で貿易量が大きく減少したのは確かですが、日本の貿易自体が減少した事が大きな原因です。日本で作っている「物」はあまり多くありませんから輸出するものがないのです。
それでも神戸の街は昔とあまり変わらない、エネルギーにあふれる雰囲気が山の上まで漂ってきます。浮き沈みは何にでもあります。再び神戸が、日本が復活する事もあるはずですよ、努力していれば。