たっくんといっしょ

先週から２週間夫が出張に出かけている。
仕事柄とっても珍しい事なので出かける前は「不安だわ～」と思っていましたが、意外と色々な事に忙殺されて一日が終わっていく感じです。

昨夜、たくみが「右の耳が変」と言い出した。
以前風邪を引いて「急性中耳炎」に罹ってから風邪を引くと度々耳を痛がり、すでに慢性化してしまった中耳炎の治療に耳鼻科に通うように。

なので真っ先に耳の炎症を疑ったのですが、「痛くない」と言う。
緊急性がないようなので「明日またおかしかったら病院へ行く」と約束して寝ました。

ところが、寝入って１時間もしないうちに目が覚めて泣くのです。
理由を聞くと「耳が聞こえなくなったら不安」と言ってなくのです。

何とかなだめて寝かすものの２時間おきくらいに(赤ちゃんの授乳期!?)泣きながら起き上がるのです。

普段は一度寝たら朝まで起きない子が、こんなに頻繁に夜泣きをするのはおかしいと、私も色々と考えました。

もしかして、幼稚園で何かあったのかな？と聞いてみても「何にも無い」と言う。
最後に「あっ」と思いつき
「たっくん、父ちゃんいなくて寂しい？」と聞くと
しゃくりあげながら何度も首を縦に振りました。

その後、起きることなく朝まで寝て、朝起きるとまるで何事もなかったようにいつものたっくんに戻っていました。

夫はよく冗談で「家にオレの居場所がない」なんて言うけれど
とんでもないです。

たくみは父ちゃんが居ない寂しい気持ちに自分でも気が付かなかったのでしょうね。
竜之介と虎丸も夫が居ない日は物音でよく吠えてしまうので、やっぱりこの家を守っているリーダーが誰なのかよく分かっているのでしょう。

子供って環境の変化に慣れるのは早くても、変化の途中で自分をコントロールする力が無く、心のバランスをとるのが苦手なんだ～とつくづく思いました。

そんな子供の気持ちの変化を気づいてあげて、さりげなくフォローできる親になりたいな。