テーマ:バレーボール♪(2588)
カテゴリ:その他スポーツ
世界バレー全日本対チュニジア戦、劇的な日本の逆転勝利でしたね!
あそこまで緊迫した試合になるとは思っていなかった。 はっきり言って、失礼ながら私はチュニジアをみくびっていました。 かつては「アフリカの国に負けるはずがない」という時代もありましたが、今はもはやそういう時代ではない、と聞いてはいましたが、私は「そうはいってもアフリカの国はまだまだ・・・・・」と思っていました。 試合前の予想では、「セットカウント3-1で日本の勝ち」とブログの記事にはエントリーしましたが、不遜にも内心は、(いや、日本のストレート勝ちかな)などと思っていました。 それがあそこまで日本を追い込むとは思わなかった。 第1セット、日本はチュニジアの強烈なサーブやアタックに苦しみます。 ちょっと点差が開いたところで、ベテラン荻野をコートに入れます。 荻野踏ん張ってくれますが、日本に流れを引き寄せるまでにはいたらず、チュニジアに食い下がりましたが、日本第1セットを23-25で落とします。 第2セットに入っても、チュニジアの勢いは衰えず、苦戦する日本。荻野がアタックにレシーブにブロックにと活躍しますが、やはりチュニジアがリードするという展開で、第2セットも同じく日本23-25で落とします。 この1戦でチュニジアに勝てば目標の8強入りを達成する日本ですが、これを落とせばあと対戦するのはセルビア・モンテネグロとロシアという強豪ばかり。日本の目標の8強入りが危なくなります。 したがって、目標達成のためには何としても落とせないこのチュニジアとの1戦。 第3セットに入ってようやく日本に流れが傾き始め、日本何点かリードする場面もありますが、執拗に日本に喰らいついてくるチュニジア。ぴったりと日本についてきて、日本を走らせてはくれません。 なんとかチュニジアを振り切って、25-22で第3セットを取り返しますが、続く第4セット、やはり出だしは第3セットと同じような展開で、日本に喰らいつき、走らせてはくれないチュニジア。シーソーゲームが続き、私は(ああ、もう日本負けたか。この展開では、今はシーソーゲームだが、第1、2セットを連取していて、余裕のあるチュニジアが、思い切った攻撃を仕掛けてくるのでは。テレビ放送の放送時間から計算してみても、この試合は第4セットで終わり、セットカウント1-3で日本チュニジアにやぶれる、という結果だろう、日本の目標の8強入りもならず、となるか)、と私はあきらめました。 しかし第4セットの終盤あたりからでしょうか、日本の粘りが功を奏して、やっと日本に流れが傾きはじめ、このセット日本チュニジアを25-23で振り切ります。 フルセットにもつれ込み、そしてむかえたファイナルセット、チュニジアは、第4セットでもう日本はへばってくれる、と思っていたでしょうか。しかしここまで食い下がる日本の粘りに驚いて動揺したのか、チュニジアにミスが目立ち始めました。 そして流れは完全に日本。ファイナルセットを15-6でチュニジアを振り切り、劇的な日本の逆転勝利でした。 いやもう感激、感激。 激戦を制し、目標の8強入りを達成して、みんなで抱き合って、歓喜の声をワーワーあげて喜ぶ日本選手たちの姿もよかったし、試合後の談話で、「厳しい練習に耐えてきた選手達をほめてやってください」と涙で話す植田監督の姿もよかったです。 苦しい状況にも立ち向かう「勇気」!、最後まであきらめない「粘り」!、といったことを、バレーボール全日本男子選手達に教えられた気がする試合でした。 この試合のあった晩は興奮してしまってなかなか寝付けず、翌日は睡眠不足で1日なんだかボーッとして過ごしてしまいましたが、寝付けないほど興奮する試合を見せてくれたバレーボール全日本男子チームの選手達に感謝しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.29 09:25:55
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