テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:その他
子どもが「非行」や「ひきこもり」という状態になる原因のひとつに、家の「間取り」が原因となっている場合があるのだそうです。
たとえば、子どもの個室が2階にあり、2階に上がる階段が、玄関から入ってすぐの場所にある場合、子どもが学校やら外出から帰宅したとき、子どもは家族の誰とも顔を合わせずに、自分の個室に入ることができます。 こういう状況がよくない。 子どもが個室に入るにしても、茶の間とか台所とか、家族がいる空間をとおって、家族と顔を合わせてから個室に入る状況にした方がよいのだそうです。 例えば台所をとおって、お母さんが炊事などをしている姿を見るようにさせる。 こういうことがなく、家族の誰とも顔を合わせることなく、個室に入ることが可能な状況が、子どもの非行やひきこもりの原因となることがあるのだそうです。 そもそも家の間取りを決めるとき、子どもの個室の確保などは優先順位を下にして、「長幼の序」という観点から、お父さんの書斎とかを優先して確保するのが望ましい、とも言われます。 たしかに新聞などでも、子どもの個室はあるが、お父さんの部屋はない、といったケースが多く、それで家の中のどこかの一隅を利用して、お父さんの書斎を確保-とかいった記事が雑誌や新聞などに掲載されていることがありますが、「長幼の序」という観点からは、お父さんのための書斎などを確保することを優先して、むしろ子どもの勉強とかをするための空間の方こそを、家の中のどこか一隅を利用して確保-とする方が望ましいのだそうです。 私もそうした記事を読んで、「なるほど」と思いました。 多くの親は、なにしろ子どもに勉強でいい成績をとって一流校に進学する、ということをとにかく望み、そのためには落ち着いて勉強をするための個室を-ということになるのでしょうが、勉強とかをするための子どもの空間こそ、家の中のどこか一隅を利用して確保できると思います。それよりもお父さんのための書斎などを優先して確保すべき。そして子どもに「長幼の序」ということを教えこむ。こうした理念を取りいれた家の間取りの方が、子どもの勉強や教育のために有益かもしれません。 これから家を新築される予定のある皆さん、どうぞご参考にしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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