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でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

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2005年10月03日
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カテゴリ:一人っ子のこと
 お嬢は「出来の良い良い子」と表現される事が多い。確かに大人の言う事は聞くし、まぁ今のところ授業にも追い付いているらしい。自分より小さい子にも優しいとみえるらしい。

 だが、お嬢の小さい子への優しさというのは本物ではない。一人っ子の哀しさ、下手に扱って泣かれたりぐずられたりするのが恐いので、逆らわないだけだ。
 授業にしても、おそらく他の子供達の倍はしつこくおさらいをして、やっと追い付いているにすぎない。平日は学校でしたことをさらって、週末はしつこくしつこく私からつっこみをくらう。午前中はほぼおさらいで終わるぐらいだ。でも、それぐらいせねば、次回間違えるのだ。

 友達も一見多い。でも、お嬢は「来るもの拒まず、去るもの追わず」なので、「自分が執着するのと同じだけ自分にも執着して欲しい」という女の子の心理が理解できない。それがためにはじかれる事も多いのだ。
 思えばもう1年になるが、同じ家族(学校の班)の女の子達に徹底的に無視され、置いてけぼりをくらい、毎日怪我をして、泣きながら帰ってきていた。毎日毎日、駅で電話をかけるまでは必死で我慢し、うつむいて帰ってきては泣く。最初はなにがなんだかわからなかったが、ある時、立て続けに無視される光景を目にしてしまった。学校内で起きる事には口出ししないようにしようと決めていたので、そのことに対してなにかを言う事はなかったが、さすがにショックであった。
 だけど、もっとショックで恐かったのは、お嬢に対して無視する彼女らが、校内で私を見かけると実ににこやかに「お嬢のお母さん、こんにちわ」と声をかけてくるのだ。もともと、三女の私は、小1のくせに大人ににこやかに挨拶するなんて子供を「こいつら、何もん?」と思ってみていたのでショックと共に、さもありなんと思ったのだが、どの子も大人ウケはとても良いのだ。
 まぁ、そういう子と比べればお嬢は少なくとも裏表はないがな…

 家族が変わったことで、その子らとの接触は減ったので、泣きながら帰ってくる事は無くなったが、平穏な日々はちょっとしか続かなかった。

 2年生に上がり、荒れる女の子達はどんどんエスカレートしている。その中でどこかぼっけーなお嬢はどこまでたちうちできているのやらと思うのだが、1学期の後半、お嬢自身がいろいろな問題を起こしてくれた。
 学校での約束を破った事を叱ったが、親として、こういう大人になって欲しいから、この学校を選び、幸いな事に入学を許していただいた。ならば学校には従うべきだし、どうしても納得がいかない事ならば、自分が学校に働きかけねばならない。だけど、それは自分のすべきことを果たしてからだろう?と話した。お嬢と話す時、相手が子供だと思って話した事はない。もちろん、言葉はわかりやすいものを選ぶ。あえて難しい言葉を使う時は意味を教える。
 三歩進んで2歩下がる、で何度も話す。お嬢が納得するまで話せばいいだけだ。

 女の子はかわいい。でもそれはせいぜい小学校へ入るまでのこと。そこから先は女と女の闘いだ。

 最近、手をつないでくる事が多い。どうやら、なにかあったらしい。自分なりにどうにかしようとしているのなら、口出しはしない。だからあえて聞かない。「親だからこそ」お嬢が話しだすのを待てるのだと思うから。

 「出来の良い子」のお嬢は、家で非常な努力をもって作り上げている姿なのだ。「お嬢は出来が良いから悩みなんてないでしょ」なんて冗談じゃない。誰だって悩みはある。それを表に出すか出さないかだけだ。
 親なんて所詮は子供の踏み台だ。お嬢が自律できるようになるまで、私と言う踏み台が無くなっても、ちゃんと生きて行けるようにするためなら、何度だって踏まれてやるし、がたがたのぼろぼろになっていいのだ。

 しっかしねぇ、手をつなぐのはいいんだが、電車の中でつり革代わりにつかまるのは、勘弁してもらいたいねぇ。そろそろ、支えきれないのだよ、大きくなったんでね。





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最終更新日  2005年10月04日 00時24分08秒
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