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カテゴリ:一人っ子のこと
お嬢が遠足に行っていたのは、先週の木金土。
週明けの月曜、お嬢が遠足先からだした絵葉書が届いた。 どうやら登山を終えてからだしたらしい。 登山では達成感を得られたようで、それは良かったし、 寮のお部屋の人からカードやてるてる坊主をもらったことが書いてあった。 そして、日曜日はバスケットボール(部活)の大会に行くとも。 あのね、あらかじめ分かっていることなら、先に報告しろ! このバスケットの大会に行っていたのは知っていた。 たまたま会場になった学校に初等部から行った子がおり、 応援にお母さんが行っていて 「ちょっと見ない間に成長したね」とメールをくれたのだ。 しかもこの大会、一日あったらしく、お弁当持ち(と後から同じ学校の人に聞いた) お弁当持ちということは、寮でお昼を食べない=外出簿をだしている。 外出簿は遠足に行く前にだしているだろうっ! 実は遠足に行く前、お嬢は「寮に残りたい」と言っていた。 それに対し、残念ながら我が家の経済状況では寮費をだすことはできない、 したがって、ずっと寮にいることはできない、と話してあった。 加えて言うのなら、お嬢は『寮のイイトコ取り』をしているにすぎない。 元寮生からいわせてもらえば、通学生の委員で入る人なぞお客さんだ。 どうせ寮をすぐにでるのだから、大抵のことは大目に見る。 できなくても注意なぞしない。 加えてお嬢は一年生。 寮生の上級生にとってはお人形も同じなのだ。 先を考えなくてもいいから、甘やかすことだって可能だ。 とにもかくにも、経済的にムリと言ってあったにもかかわらず、 そして今のお嬢はお客さん扱いで楽しいだけだと言ったにもかかわらず、 『寮に残りたい』と言い出したのだ。 もうこれは単なる我侭だ。 寮に入るには家を売らねばならず、賃貸に家賃を払いながら学費は出せない。 そこまで言ってあったにも関わらずなのだから。 おもちゃが欲しいと駄々こねるレベルで考えることじゃない。 寮にいられるものなら、こっちだっていてもらいたい。 なんといっても、気楽だし、ストレスがない。 散らかされることもないし、小言を言う必要も無い。 朝だって一時間は違う。(それだけでこの数週間、どれだけ身体がラクだったか) 何度考えても無理だったのだ。 よく「子供の望むことはなんでもさせてやりたい」というが 私はそうは思わない。 人には「身の丈に合った」ということもあるはずだ。 『できる範囲で最善を』とは思う。 その『できる範囲で最善』が通学生でいることだったのだ。 取捨選択のできる人になってもらいたいもんだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月15日 15時02分10秒
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