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カテゴリ:一人っ子のこと
やぶれバケツなるものがある。 これは5才になった時、やりっぱなしや出しっぱなしをするとでてくる。 「わたしはや~ぶればけつです~。やりっぱなしやだしっぱなしはないですか~」と 歌いながら… 紙芝居でどういうときにやぶれバケツが出てくるのか、という話をしたあと、 玄関の靴の出しっぱなしや、トイレのスリッパの乱れなどがあると どど~~~~~んと登場する。 紙に破れて水のもれたバケツが泣いている絵が描いてあるだけなのだが それだけにどんな言い訳も通用しない。 きちんと片付けるまでそこにいるのだ。 そしてその日、家に帰ってだしっぱなしややりっぱなしがあると なんと!自宅にまでくるのだ!! 生活団の子供たちを恐怖のどん底に突き落とす最強キャラである。 まぁ、普通はやぶれバケツ怖さに、 「そんなんだとやぶれバケツがくるよ!」の一言で片付けるようになるのだが、 筋金入りのめんどうさがりやでだらしないお嬢は 喉元過ぎればなんとやらで、片付けしない。 当時は親が出しいれしていたやぶれバケツ。 さすがに今となっては、幼児のときのような恐怖はないけれど、 部屋が汚い、片付けろと口うるさく言われるよりも、 やぶれバケツ一つで無言のプレッシャーをかけることができる。 昨日は部屋全体が雑然としていたので、部屋の入り口にやぶれバケツがぶらぶら… 学校から帰ってきたお嬢は肩を落とし、 仕事から帰ってきた夫は、噴出しそうになりながらも 「懐かしいねぇっていうかまだでるか!」 しょうがないね、片付けないとさ… 言われる方もいやだろうが、言う方もいやなのだよ… 今朝は机の周りがなんとなく不穏な空気なので引き出しをあけたら ぐしゃら~~~~~。 なので、デスクライトにひっかけてきた。 ちなみに、部屋がきれいだと登場するという「にこにこバケツ」というものもある。 5才からこっち、我が家では一度も登場したことないけどね…orz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月02日 11時43分08秒
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