でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

「おしゃれというものは、自分で稼いでするもの」という話をお嬢にしたとき
「ハハなんて、全く似合わない服ば～っかり着させられたよ」
「なんで？」
「買うのはばぁばだし、ばぁばの趣味で買うから」
「へ～、どんなの？」
「かわいい系。絶対に似合わんというに…」

そうなのだ。母は花柄とか淡い色合いとかが好きで
そういうのばかりを着させていた。
スモック刺繍のワンピースとか、皇室御用達バスケットとか
なんというか、今で言うなら、すぐにお受験のための見学いけます、
みたいな感じだ。
それ自体は全くかまわないのだけど、
これまた母の意向で、髪は常にショートカットだったのだ。

水色のギンガムチェックで、ちょうちん袖ティアードスカートのワンピース、
白の靴下とサンダル。
なのに、刈上げ気味のショートカット…
小６のときのピアノの発表会でのことだった。
おかげさまで軽いトラウマだ

とにかく、服装も髪型も大嫌いだったし、似合うとも全く思えなかったので
お嬢には写真を全く見せていなかった。

ところが、先日叔父の家へ行ったとき、亡くなった祖母の持ち物の中から
当時の写真がでてきた…orz
「え～～、これハハ？」
「…だねぇ…」
「服もだけどさ、目つきと態度が悪すぎるよ」
…うっさい…
好きでもない服を着させられているとそうなるんじゃい！

さてこの写真の中に、軍人さんが…
「これだれ？」
「あ？〇〇じゃん」
「なんでこんな写真あるの～～～！歴史の教科書に載ってるよ！」
…遠い親戚ですけど、なにか？
説明するの、すっごいややこしい関係だし…
本妻さん筋じゃないし…
別になぁんも関係ないし。
没落した家だもん。過去を気になんてしてらんないよ。
しかも、そこの本家筋ではあるけど、外孫だもん

気にしたことがなかったけど、ちょっとぐぐってみた。
そしたら、知っているおじさんの名前がwikiにでてて、
おおお、出てるよと思うと同時に、
ひっそりと暮らしてらっしゃるのに、
なんの許可もなくこういうとこに名前がでるんだなぁと
怖くもなった。
なんか、いやだね