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カテゴリ:料理
寮生だった私は、初めて家を離れること、 知らない人だらけ、わからないことだらけの不安と緊張で ほとんど食事はのどを通らなかった。 普段は残してはいけない食事も このときのお食後の『希望満充』だけは残して部屋にもっていってもいい。 (食べられるのはもちろんお食堂でだけ) 何回か、お食事に持っていくものの食べられなかった覚えがある。 それが翌年にはぺろりと食べられた(;´∀`) 苦しい、辛いしかなかった学生時代を そうじゃないことも思い出せるようになったのは ここ数年。 不惑を超えてなんだけど、多少大人になったのかもな。 その心境の変化から、 しばらく見る気にもなれなかった希望満充を作るようになった 希望満充は昭和十年にお誕生日会にお饅頭を10人分まとめて 大きなお饅頭にしたのが最初で、 「満身満心の希望を形にしたい」というところから 希望満充(きぼうまんじゅう)と名前になったので お祝い事によくでることに。 戦時中に小豆餡からさつまいも餡になって、以来さつまいも餡でつくることに そういう意味からも、今年は作ろうと思った。 来る新しい年が、希望に満ちたものになりますように お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月01日 00時02分21秒
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