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でっかい独り言、内緒話に戯言三昧

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2018年03月23日
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叔母のお見舞いに、アメリカから従妹の娘ちゃんが来ていた。
お嬢より一つ下だけど、もう家をでて自立している。
彼女のことは小さいときから、陰ながら心配していた。

彼女は父親がアメリカ人で、母親は日本人。
そして父親の仕事の関係で、日本、アメリカ、グァテマラと
軸足の定まらない中で育ってきた。
中学生になるまで日本にいたものの、見た目が白人であること、
また性格が正直といえば正直、まっすぐすぎた。
アメリカに拠点を移した後、落ち着いたと聞いていたのだけれど、
摂食障害で矯正施設に入ると聞いた。
私自身、入院に至るほどではなかったけれど、摂食障害のフチにはいたので
即、母親である従妹に自分の体験をメッセージで入れ、
従妹を励まし、そのままの姿を理解しなくていい、受け止めてあげて欲しいことなど
話していた。
退所後、しばらくしてから日本へきたので、会いに行った。
元気だけど、それは振り子の逆にいるようで、皆のように手放しでは喜べなかった。
あまり話せなかったけど、私の腕に残る傷跡を見せて
「いつでも、ママにいえないことこそ、私に言っていいんだよ、
あなたはヘンじゃない。理解してもらえなくても、あなたは悪くない。
私にはなにを言っても、いいんだからね」
と伝えた。

この帰国のとき、従弟の働きかけで、コラージュの作品展をしたのだけど、
その時、お花をもらっていた。
私は小さなキャンディー(金太飴のようなの)を。
帰る際、お花を持って帰ろうとした彼女に、皆が「せっかくもらったんだから、飾れば?」と
言ったが、彼女は不服そうだった。
なるほどね
「ん~~、お留守番しているおじいちゃんに見せたいんじゃないの?」
彼女の顔がぱぁっと明るくなった。
「たくちゃん、わかってくれてる!」
確かに素敵な花束だったんだけど、
彼女のアートの世界観とはちょっと違うように思ったんだな。
恐らく、彼女にとって作品だけではなく、その空間そのものが大事なような…

その時以来だったので、どうなっているか心配していた。
(彼氏と同棲してるとも聞いたし)
叔母の病院へ向かうバスの中で会えるかなぁなんて思いつつ外を見ていたら「え?」
まとう空気感が全く違ったので、見違えたが、まさしく彼女。
小さいときからの愛称で呼びかけると
「たくちゃん!!!!え?目的地同じ??」( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ
しばらく話してみて、なるほど、とてもナチュラルになったのだな、とわかる。
(彼氏とは別れたらしい)
ベジタリアンになったというので「ビーガン?」と聞いたら
「ビーガンは身体に合わないみたい」というのでε-(´∀`*)ホッ
ビーガンは極端なので、身体に変調をきたすと言う記事を良く見るので…
糖類は蜂蜜とアガペ糖だというので、ちょっとアガペ糖に興味があったので
質問いろいろ。
叔母や従妹と合流してからも、会話の端々から
「え?セドナ行ったの?どう?やっぱり違う?」
( ̄ー ̄)ニヤリとした彼女
「やっぱりたくちゃんはわかってるね」
叔母と従妹はきょとん。なので説明
「パワースポットなんだよね、なんというか、感じるものが違うらしい。
で?やっぱり違う?」
「もうねぇ、街に入った瞬間、ぶわってくるの!言葉じゃ言い表せないよ!」
「それはやっぱりいきたいな~~」
「行きなよ~、いいよ~」

叔母のお見舞いに、塗り絵とスクラップブック、色鉛筆を持っていたので
「最初のページになんか描いて」というと
「描くの久しぶり」といいつつ、さらさらと数日前にみて写真を撮ったモクレンを描き始める。
描きながら、彼氏といたときはアートにのめりこめなかったこと、
描く気になれなかったことなど、ぽつぽつ言うので
「ふ~~ん、ステップアップしたね~、よかったじゃん」というと、また( ̄ー ̄)ニヤリ
ペンでさらさらと描いたモクレンに色をつけていく。
「すごいね~、浮き上がって見えるよ」というと
「ありがと~~(^^)」




幸先いいように見える彼女だけど、実の処、お嬢にコンプレックスがあるようなことを
ちらりと言っていた。
あきらかに日本人の容姿で、ずっと日本に住み、着実に大学へ行っている。
その姿は自分にないものだけに、憧れらしい。
お嬢にそういうと、
「いやいやいや、バイリンガルで、二カ国で生きていけて、すでに自立しているほうが
すごくない?こんな絵もさらさらさらと描けるし」
お互い、ないものねだりというか、自己肯定感が低いね、と思う。
お嬢にしてみれば、「当たり前」のことをしているだけ。
でも彼女にしてみても「当たり前」のことをしているだけなのだから。

まだまだ若いのだから、いろいろあるだろうけれど、
ナチュラルで居て欲しいなぁとおばちゃんは思う。





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最終更新日  2018年03月23日 12時58分32秒
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