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カテゴリ:一人っ子のこと
お嬢が就活をしていた時、早々にめげたお嬢は内定が出た時点で
就活をやめた。 一時にいろんな企業を見られるのは、就活時期しかない、 就活を続けた方がいい、と言ったのだが、 お嬢自身が就活というものに、疲れてしまい、早々に離脱。 もう成人しているから、本人の好きなようにさせたが、 就活で必要!と買わされたスーツとiPad、ほぼ新品だよなぁ… 実際に就職して、当然出てくる「思っていたのと違う」 そもそも、入社前のインターンシップで「はい?」と思うこと一杯。 それでもね、就活やめたのは自分だしね~と 話を聞くだけにとどめておいた。 そして、コロナ禍に突入。 大学の卒業式はなくなり、入社式もなく、 リモートメイン。 もともとリモートに切り替えていた会社だったので 大きな問題はなかった…はずだった… リモート推奨といいつつも、例年ならば入社して三か月ほどは 研修があり、その中には、店舗見学というようなものもある。 それらもなくなったので、リモートで研修をしていても 暗中模索になることが多々あった。 そして、会社としても、実際にリモート中心になることで 今まであった問題が浮き彫りになってきた。 お嬢と私の母校では、正論ではあるけれど、それって通用しないよね、 ということが多々ある。 私は母校を卒業してすく社会に出たので、 そのギャップにかなり苦しんだ。 なので、お嬢には、母校から社会ではなく、大学を挟んでから社会に出るようにした。 言ってしまえば、母校はどんなに合わなくても、酷い人でも、 基本、いい人たちで、育ってきた環境が似ている。 私が母校から公立の小学校に2校通い、それから母校に戻った時、 ずっと母校にいた友人たちが、とてつもなく世間知らずに見えた。 同じ公立といっても、環境の違いで人間性が全然違うのも知ったし、 自治体によって、公立は一律ではないことも知った。 なので、大学は外部進学前提だった。 だから、ある程度は耐性があったとはいえ、社会人となるとまた違う。 年齢の幅が一気に広がるし、ジェネレーションギャップもある。 業界のローカル常識というものもある。 そしてなにより、現在そこそこの役職持ちは、私と同世代、 バブル世代+24時間戦えますか、が常識だった世代。 セクハラ、パワハラ、男女平等の概念もない。 頭ではわかっていても、この言動がそれにあたる、ということがわからない。 むしろ、よりよいコミュニケーションだと思っているフシもある。 お嬢の方も、学生の時はなかった問題、というのが目の前に出てくる。 自分の倫理観、常識、理想、そういったものが 砕かれ、その中から積み上げていく、ということの繰り返しになる。 お嬢の気質として、めんどくさがり屋で、だらしないところがありつつも 基本的に真面目、という面がある。 そして、これをくらうと面食らうのだけど、 例えば、バンジージャンプをすることになったけど、 嫌で2時間泣き叫んでいるのに、ギブアップしない、というような性質で まわりが「もういいよ」と言っているのに、やめない。 ここまでなら、まぁまぁあると思うのだが、お嬢はそこから先が違う。 それでバンジージャンプを飛ぶと 「楽し~~~~!( ´∀` )」と5~6回連続で飛んだりするのだ。 はっきり言って、腹が立つ。 なので私は、ある程度泣き叫んだら、黙って後ろから突き落とす。 どうせ、楽しむのだから。 だが、これとは別に、自分の倫理観や人からどう思われるか、ということで とことん、身動きが取れなくなって、黙り込むことがある。 この時は、要注意。高層ビルの屋上の端に立っているようなものだ。 お嬢を育てていて、最大のピンチは中3の時だった。 学校から帰ってきて、玄関入って、泣き崩れても、 翌日には学校へ行く。担任に相談しても「お母さんの気のせいですよ。笑ってますし」 一人っ子なので、過保護と流される。 つーか、担任、あんたが学生の時から知ってるが、そんときから信用できないんだよ! ま、それはさておき、 今は入社1~2年目で結構仕事を任されたりする。 私の感覚では「へ?それを2年目にやらせる?」だ。 入社して1年ほどで家を出て、彼氏くんと住んでいたが、 そこから数か月後、私骨折、入院。 このとき、あ~、同棲してて良かった、と心底思った。 一人でうちにいたら、とことんまで落ち込んで、フォローする私がいないので どうなってたか、なのだ。 私の退院後も、コロナ禍でなかなかうちに来ることもできず LINEでのやり取りのみ。 私の骨折騒動が落ち着いてきたころ、徐々にお嬢のメンタルが疲弊し始めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月07日 10時00分11秒
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