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テーマ:本の紹介(56)
カテゴリ:本の紹介
プロローグ 「エンデの遺言」その深い衝撃
第1章 エンデが考えてきたこと 第2章 エンデの蔵書から見た思索のあと 第3章 忘れられた思想家シルビオ・ゲゼルー老化するお金の理論とその実践の歩み 第4章 貨幣の未来が始まった 第5章 お金の常識を疑う/エピローグ 日本でも「お金」を問い直す気運高まる ↓ぼくにとってのポイント 〇現在のお金の問題点 ・お金は時間とともに加算される利子によって、人間社会に成長を強いる。 ・モノやサービスの実体商品は有限であり、時とともに減価するのに対し、お金は無限であり、減価しない。 このことは、労働によって実態商品を提供する生産者よりも、お金を持つ銀行家の方がはるかに強くなることを示している。 ・貯蓄への誘因があり、財の交換を妨げる。 これらが今日、格差、戦争、環境破壊などの問題を起こしている。 〇新しいお金の概念 ・ゲゼルの経済学、地域通貨、老化するお金、マイナスの利子 地域内だけで流通することで、地産池消を促進し、環境を守ることができる。 貯蓄することができないため、財の交換を促進する。 ----- お金を貸す側は、そのお金を運用することにより得られる収益の機会を、借りる側に提供している。借りる側は、本来なら持っていないその機会を得られるので、そのコストとして利子を払う、と今でもそう思っている。 http://plaza.rakuten.co.jp/takupin/diary/201401160000/ これを節欲説というらしいのだけれど、これに対する反論(P160~P161)がいまいち理解できなかった。 【送料無料】エンデの遺言 [ 河邑厚徳 ] 楽天ブックス ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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