くぴんのブログ

2024/03/24(日)10:55

「超」創造法生成AIで知的活動はどう変わる?

本の紹介(688)

第1部 ChatGPTを使う(生成系AIは何に使えて、何に使えないか/生成系AIは平気で嘘を言う/ChatGPTで単純知的作業を効率化する ほか) 第2部 どうすればアイディアを生み出せるか(アイディアを生み出すプロセス/仕事をすることで創造する/「超」メモで、アイディアを成長させる ほか) 第3部 生成系AIは社会をどう変える?(教育は生成系AIとどう向き合うか/企業や行政は生成系AIをどう使うか/生成系AIに職を奪われる人、成長する人) 本書は生成系AIのうち、対話型AIで文章作成をするものについて論じている。画像、動画、音楽は対象としていない。 本書から学んだこと ・生成AIが常に正確な情報を提供できるわけではなく、知的作業の成果というよりは、むしろ周辺作業の効率化に焦点を当てるべき ・ChatGPTが機能しなかった例→公的年金のマクロ経済スライドの説明、鶴亀算、連立方程式、ウェブスクレイピング、、、 ・有効な用途→翻訳、要約、校正、資料やデータのありかを教えてもらう、雑談 ・逆向き文章法→要約をChatGPTに入力して、文章をふくらませる ・キーワード文章法→キーワード、キーフレーズを使って説明を補わせる ・音声入力+ChatGPTで文章作成効率アップ ・ChatGPTに「あなたは一流の経済担当デスクです」といった立場を規定するのは、あまり効果がない。むしろ、こちらの状況を適切に伝えるほうが効果的。 ・生成AIとの出会いで経験する3段階は→第1段階:驚き、第2段階:失望、第3段階:どうすれば有効活用できるか ・著者が提案するChatGPTの使いみちの例→役所の窓口業務、統計データを提供する仕組み ・アイディアの出し方→頭の中を問題で満たし、仕事の環境を少し変える ・最終判断は人間がしなくてはならない。 ・文章のマーケットをレモンの市場としないことが、文章に関わる仕事をしている人たちの最大の課題。 著者のnoteから 生成系AIを駆使するためのプロンプト集 「使える日本経済データ」ナビゲーション にほんブログ村

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