2007/07/10(火)20:45
守護神
★★★★
鑑賞No:01400
製作:2006年
監督:アンドリュー・デイビス
主演:ケビン・コスナー/アシュトン・カッチャー
かつて救助した人数は200人とも300人とも言われる伝説の救難士ベン。
しかしある海難救助での大事故で仲間を失った彼は現役を退き、エリート救難士を養成するスクールの教官となる。
一方才能ある水泳選手だった新入生ジェイクも、高校時代の暗い過去を引きずったままスクールに入学してきていた。
2人はぶつかり合いながらもその才能を認め合い、次第に心を通じていく・・・。
「海猿」のハリウッド版リメイクともいわれる本作だが、「海猿」が訓練生視点なのに対し、「守護神」は教官視点寄りである。
ストーリー展開的にはやはり「海猿」に似ており、「愛と青春の旅だち」を彷彿させる。ただエピソードは多いながら、深みに若干かける感はあった。(人間を描くよりも訓練そのものを描く時間が長すぎたせいかも?)
訓練模様や海難救助シーンはとてもリアルでさすがハリウッドと思われた。
なお題名の「守護神」の意味はラストで明らかになる。